2011年10月15日土曜日

北京旅行してきた

2011- 北京旅行 - Picasa ウェブ アルバム

10/10から14まで北京に嫁さんと遊びに行ってきた。2年ぶりの海外旅行はとても刺激があった。
いろいろ解説をつけようかと思ったけど面倒なので、アルバムをそのままディレクトリ公開してみた。気が向いたら写真に説明をつけようかと思う。

中国の通信事情についてのメモ。
公共ネットワークが発達していて、恐らくこれは元共産圏だからできているのだろうが、無料でアクセスすることのできるアクセスポイントが点在していて利用者の拡大を支えている。
それでも夏前まではもっと多かったのが、いろいろ規制されているらしく、マックやスターバックスなどでは登録しないとできなくなってしまった様子。しかしながら大手ショッピングセンターやホテルロビーではまだまだアクセス可能なところがある。自己責任でということの確認だけでつながるのは便利。今回はregent hotelに宿泊したのだが、ホテル室内にはブロードバンド回線が無料で開放されていて、ホテルロビーではwi-fiが無料開放されていた。
netbookとandroidを持っていったのでけっこう使い勝手はよかった。ただ、中国は外に向けてのアクセス制限がかけられている。FaceBookやtwitterといった世界規模のSNSやyoutubeにはアクセスできない。mixiとgoogle+にはアクセス可能だったことは確認。2chは、読めるけど書き込みは制限がかかっていてできなかった。これは中国ではなくFOXの仕業だろう。クソッタレ

空港も無料開放されていると聞いていたのだが、SMSを受け取れないと接続できないようだ。中国国内の携帯電話の契約があればそのIDで接続できるらしいが、それがあればわざわざ電波の弱いwi-fiを使うこともなかろう。いや、中国の携帯電波事情はよくわかってないのだけれども。

全般的に、10年前、20年前と比べたら比較できないくらいに発展というか進化というか変化していた。特に東城区の王府井あたりは全面的に取り壊して、とてつもない広さのショッピングセンターがいくつもできていた。まだまだ工事中の場所も多く、雇用も消費も更に上昇していくだろう。いずれのショッピングモールもそこそこの混雑だったことで経済発展を感じた。貿易による発展だけではなく、国内消費力もかなり高い。中心街には、香港、シンガポール、台湾、タイ、韓国、そして日本や欧米資本のテナントが入っていて、金額もそれなりにする商品がしっかりと売れている。ちなみにユニクロも覗いてきたが、円高もあってほぼ日本と同額(10,000円=約800元 2011/10/10前後のレートで計算)。まぁ外国ブランドのほとんどが中国産だからぼったくってるんだろうなぁとか、10,000円が100ドルよりも価値があるのもあんまり正常な経済状態だとは思えないとか、いろいろ考慮すべき点があるが、平均収入とかと照らし合わせて考えると、経済状況は日本に近いレベルまで上がってきたと考えてよいのかもしれない。政府の施策を考えたら中国のほうが実質的に上か。

中国政府が金を貸している先の韓国は、もはや香港やマカオ、シンガポール、台湾といった同胞国に続く属国扱いに近いと、テレビ番組を観ていて感じた。日本は秘境扱いされていたので、元々そんなに親近感もないのだろうが、今のところは注目はされていないようだ。それでも日本への中国人観光客数は増えているところからして富裕層の厚さを感じる。
んで、中国のGDPが上がってきたのは、地域格差はあるのだろうが、まんざら嘘でもなさそうだ。香港、マカオの返還による刺激もあっただろう。バブルとも言われているが、土地も人も資源もまだ尽きない。内需だけでも経済発展を続けるに十分な底力があるし、それを引っ張り続ける求心力を中国政府は維持している。
いよいよ人民が本気を出してきたようだ。

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