【欧州危機】イタリア破綻に現実味 経済規模ユーロ圏3位 衝撃度、格段の差+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
イタリア財政にIMF監視がつくことになってちょっとした騒ぎになっている。が、結論からすると、何の問題も起きないだろうと考えている。あくまで私見ですけど。
イタリアは工業の盛んな国であり、成長は少ないという問題を抱えているが、外貨をガッツリと稼いでいるブランドを数多く保有している国だ。残念ながら工業立国であることから金融に対する意識は低いものと想像されることから、それに起因する財務体質不安があり、それに対してIMFによる監視をつけることで信頼性を確保しようというのが今回の動きであると思われる。
ギリシャと大きく違うのは、ギリシャはオリーブと観光しかない国で急激な成長は全く望めない状況であることに対して、イタリアは数多くのブランドを持ち、自動車や服飾をはじめとした多くの有名ブランドを持っていて経済の底を支えているということ。イタリアの金融市場は強くないが、IMFの監視下で適切に財務体質を改善すれば、すぐに改善できるものと考える。債務が大きいということはあるが、恐らくきれいに整理する組織が働いていなかっただけで、すぐさま改善される余地が少なくないだろう。
万が一、国家経済が破綻するようなことが起きたとしても、信頼性の高いブランドを保有する企業の経済活動に対する制約は発生しない。
というのが私の持っている感覚。日本、ドイツと同じWW2での敗戦国で、急激に経済復興させた国である。国民性はのんびりしているが、なんとかするだろう。
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