2011年11月6日日曜日

イタリア危機への私見

【欧州危機】イタリア破綻に現実味 経済規模ユーロ圏3位 衝撃度、格段の差+(1/2ページ) - MSN産経ニュース


イタリア財政にIMF監視がつくことになってちょっとした騒ぎになっている。が、結論からすると、何の問題も起きないだろうと考えている。あくまで私見ですけど。

イタリアは工業の盛んな国であり、成長は少ないという問題を抱えているが、外貨をガッツリと稼いでいるブランドを数多く保有している国だ。残念ながら工業立国であることから金融に対する意識は低いものと想像されることから、それに起因する財務体質不安があり、それに対してIMFによる監視をつけることで信頼性を確保しようというのが今回の動きであると思われる。

ギリシャと大きく違うのは、ギリシャはオリーブと観光しかない国で急激な成長は全く望めない状況であることに対して、イタリアは数多くのブランドを持ち、自動車や服飾をはじめとした多くの有名ブランドを持っていて経済の底を支えているということ。イタリアの金融市場は強くないが、IMFの監視下で適切に財務体質を改善すれば、すぐに改善できるものと考える。債務が大きいということはあるが、恐らくきれいに整理する組織が働いていなかっただけで、すぐさま改善される余地が少なくないだろう。
万が一、国家経済が破綻するようなことが起きたとしても、信頼性の高いブランドを保有する企業の経済活動に対する制約は発生しない。

というのが私の持っている感覚。日本、ドイツと同じWW2での敗戦国で、急激に経済復興させた国である。国民性はのんびりしているが、なんとかするだろう。

2011年11月5日土曜日

為替相場を考えてみる1



昨日、ユーロが上がって下がってぐっちゃぐちゃになってあちこちで阿鼻叫喚だったわけだが、その一コマである1分足の画像。
これまでのおさらいをしてみると、今年の初夏、アメリカデフォルトの噂でドル安によりユーロ上昇。それが一段落した後にギリシャデフォルトの噂で降下開始。なんやかんやで9月に入ってから毎日のように下がりつつ、月末には恐らくは企業の決算のための手仕舞い等によるものだろうが、ユーロは1.34くらいまで下落。
10月に入っての週明け前半は落ちて1.32を記録したものの、第一週後半から徐々に上がり始めて10月末には1.42まで上昇。1ヶ月で0.1ドル上がるという鬼畜っぷり。しかし翌日のに日銀のドル買いによるドル高騰の影響もあって1.38まで下落。日銀が終了してからも下落は続き、日本時間の夜に1.36近くまで落ちる。はい、ロンガー全滅のお知らせが届きました。
11/2の朝から上がり始めて夜には1.382。ここでショーター全滅のお知らせが2ch市況2に速報が入ります。そこからまた徐々に落ち始めて11/3の16時に1.365。21時に1.382。23時に1.366。11/4の早朝3時には再び1.385という急上昇急降下を繰り返して1.38近辺に落着いたところでそのままG20クライマックスに突入。
いろんな不安要素を取り除くネタが入って徐々に上がってきたものの、1.385の天井を越えられずにストーンと落ちた瞬間がこの画像。
この後、1.372の壁に阻まれて上昇し、最後は1.379で幕引けというのが今週の流れ。

まともな神経なら見てられない動き。うまく流れに乗れた方はかなりの益を出した様子でしたがごく一部でしょうね。のんびりとしていたらLC食らったりとか、スケベ心のポジションが大きなマイナスになったりとか、そんな話題の方が多いような気がする今日この頃。
相場ってなんだろうという根本的なことを考えるときりがないわけだが、考えずにはいられない。

本来、相場は需要と供給の妥協点の推移で、為替の場合は通貨間の信用度の変化のはず。売った買ったというものではないというのが大きなポイントなんだろう。
材料や製品の輸出入売買の際に、それぞれが母国での価値から換算しての取引がそのレートに反映されるはずなのだが、実売買とは違うところでの意思が大きく働いている。
一番力のあるのは、各国の通貨を発行する中央銀行。為替に介入して国益を守る。輸出入による売買で外貨建て決済には、それに関わる企業や銀行が関わる。これは相当大きな額になる。
一時期より影響力がなくなってきたが、HFの取扱量も多い。20世紀末に起きたアジア通貨危機は、HFのおもちゃにされたアジア通貨がそれにより甚大な被害を受けた。このあたりからHFと中銀の戦いは始まったのだろう。
そして一般投資家。ほとんどが実売買を伴わない先物取引になるのだろうが、これも一定の勢力になってきたらしい。投資信託で他人に元本を削られるくらいなら、自分の意思で運用したほうが楽しいということだろうか。インフラが整備され、携帯電話で取引できるお手軽さも大きな要因だろう。決してプラスだけではないことだけれども。

基本的にはファインダメンタルによる相場変動がなされるべきと考えている。中銀はそれを見守り、政府は外交カードの一つとして取り仕切る。
テクニカルなトレンドについてはいろんな見解があるのだろうが、基本的に人間心理に伴った動きになっているんじゃないかと考えている。
ここで下がりそうだから売ろう、上がりそうだから買おう、という基本行動によって成される変動が分析されていての手法なのだろう。始めにテクニカルありきな考えは、ただのギャンブルであって投資でも投機でもない。個人投資は所詮、国家の手のひらで踊っているだけに過ぎない。それを忘れずにポジション取りと決済をしていくのがよいのだろう。そのために必要となる情報も膨大だし、理解することも難しいけどね。

為替相場短期中期予想

あくまで個人の私見であって保証できるものではないけれども、自分がどういう目線でいくかというメモ。

基本的にはテクニカルではなく、中期以上のファンダメンタルなところに視点を置いて、短期については日内変動とその場のノリで決めていく。中期を重視するので、週単位とかの短期間ではマイナスになるのは波があるからしょうがないところだけど、中期的方向が違わなければいずれは元が取れるし、ファンダメンタル事由の暴落や暴騰には対応できるんじゃないかと考えている。
今やっているのは、ドル/円とユーロ/ドル。他はそれに連動しておいしそうな雰囲気があればツマミ食いできるような状態を維持したい。常にユロスイの1.2ゾーンは監視対象デス。

・ドル/円
円安方向の理解をG20で得られたということを信じれば、希望も込みになるが、90円程度まで落ちて欲しいところだ。
恐らくは、日本の財界は100円程度を要求したいところだろうが、ドルの不安定感を考えると、外貨の流入による円買いは避けることが出来ないと思う。ただし、日本国内で海外投資家が投資対象とできるものはほとんどなくなっているのが現実なので、恐らくは一時避難的な位置づけになる。ドルとの相対的な信頼性評価は、震災や原発事故が起きても円高基調が変わらなかったことを考えると、今後も大きく変わらないものと思われる。よって、市場原理だけではほとんど為替は動かないだろう。
短期的には、現在の78円からほとんど動かないと想像。円高基調になったときに介入が入って、それを積み重ねて基準値が変遷していくものと思われる。
今年の年度末、日本企業の決算時には85円程度になることを祈る。来年度には介入の積み重ねで90円になるだろう。先般キャピタル・エコノミクスがドル/円為替予想を変更したが、変更前の95円までは落ちないと想像する。
不安要素としては、今年度の日本企業の決算の結果が思わしくないことにより、信頼性の低下が生まれ、それによって金融破綻や連鎖倒産、貸し渋りによる黒字倒産が起きることによる負のスパイラルが考えられる。しかしながら、円高要因にはなり得ないことなので、円安への影響は考えなくて良いだろう。
ということで、基本L目線。Sは相殺できるLポジがあるか、介入はこないだろうというところでのポジションで、長期間は持たないスタンス。


・ユーロ/ドル
ユーロの金融危機は、20世紀末にあったHFによる為替操作等の外的要因ではなく、本当に経済が行き詰まった自滅型事由であることがポイントだと考える。本来は、各国とも外貨を稼ぐための技術力や経済力があるので、騒がれているような国家破綻は起きないだろう。ただし、金融機関の破綻は避けられない場面も出てくるだろう。
で、為替相場は相対的な力関係によるものなので、ドルとの信用力勝負になるわけだが、恐らくはドルの方が信頼回復は早いと考えている。なので、今後はユーロ安方向になるだろう。
あれこれ偉い人の発言する数字が飛び交っているが、恐らく中期的には1.20~1.29というのを着地点にすべく動くものと思われる。これは危機が収拾するまで続くだろう。
先般のドル/円相場への日銀のドル買い介入により、1.42から1.38まで下落したが、それに対するユーロからの正式な苦情申入れがなかったことや、反発させるべくユーロ高になるような指標や対策がなかったことからも、ユーロ自体が安くなることを望んでいるものと推測できる。ユーロ圏外から金を集めようとしているのだから、安売りしたほうがいいと思う程度に困っていると断定する。
不安要素としては、本格的な破綻が起きる可能性がまだあること。国家破綻を避けるために金融破綻が起きること。スイス中銀の指標が変わって内乱状態になること。ま、ことあたりはいずれもユーロの信頼性が落ちるというマイナス方向なわけで、数値や時期が変わることはあるだろうが、方向性としてのリスクはないだろう。
HFがユーロ高を望んで何かを仕掛けるという可能性は残されている。これは中銀が血税を盾にして守ることになるだろうからなんとかなるレベルだろう。
中華、アラブ、インドが、これからどれくらいユーロを買い漁って何を得ようとしているのかというのも注目したいところだ。束になってユダヤ商人とバトルするような局面になったら、それはそれでチケットを買ってでも見たい。アラブはパレスチナでの負の感情もあるだろうし壮絶だろうなぁ。
ということで、基本S目線でのポジション選びとしたい。ただし日内変動で100pipsとか平気で動くので、トレンド次第ではLも投下する。天井Lと底値Sを取らなければなんとか致命傷で済むんじゃないかと考える。

G20所感

G20、欧州支援の新具体策なく閉幕―EFSFの資金供与申し出もなく - WSJ日本版 - jp.WSJ.com


事前に事務方があれやこれや打ち合わせしておいて、かつがれている代表が顔合わせて握手するだけの儀式だと思うのだけれども、基本的になんの解決もしてないし進展もしてないし、ただのイベント扱いだなぁとか思ったりもするわけですが。

日本としては、消費税率上げて財務体質改善するから円安にしてねってことみたいですね。恐らくいろんな支援金とか出せるようにしますってことなんだろうけど、円高対策の協調介入の約束を取り付けたようで。ま、各国中央銀行はマネーゲームのHFが憎たらしいのは共通認識だろうから、一緒にHFつぶそーぜってことでしょう。これで一層、民間投資信託は不安定な投資対象になるんだろうな。MFグローバルの破綻は氷山の一角だろうけど、そんな破綻が連鎖してまた投資信託が元本割れするんだろう。ヤレヤレ

円安方向の協調が得られたということは、先般のドル/円為替介入前が75.7円。今週は多少上下したがおおよそ78円。これからどこまで円安方向に動かすつもりなのかわからないが、許されるのは80円程度だろうか。
メーカー勤務者の感覚としては、1ドル=100円位でないと海外競争力もないので国内産業が立ち行かないと思っているが、あまり円安になっても原油とかの原材料が高くなるわけで、それはまたそれで景気が不安定になる。財務省ではあれこれ試算しているんだろうけど、どこを妥協点とするかに興味津々。そこの目処がわかったらそれに向けて為替の仕込をしたいところである。うまくいけば煙草代一年分くらいは稼げるだろう。
とりあえずは介入時に仕込んだSをどこで利確するか、Lをどこにいつ仕込むかがテーマ。基本L目線でいたいが、自由に使える金が少なくなるのは投資としてはマイナスにしかならないので、バランスを崩さないところを探していきたいところだ。突然の日銀為替介入があってもマイナスにならないスタイルは維持しよう。

ところで消費税率を上げて本当に日本の財務体質が改善するんだろうか?という疑問。ちょっと調べてみただけだけど、消費税導入前、導入後、3%から5%に増税した後での、財務状況と景気の動向が改善されていることを示す資料が見当たらなかった。本当に5%から10%にして起きる景気の後退が、税収に影響を及ぼさないのだろうか。
単純に考えると、一般家庭での消費は、収入がそのままであれば支出も同額で、つまりは消費に使われる金額としては増税分減るのが必然。そうしたらどうしたって世の中に流通する金額が増税分減るんだと思うわけなのだがどうなんだろう。増税パーセンテージ相当分の金が世の中に流通するような金利政策が行われれば解決するんだろうけど、そんな余裕と頭脳がないから増税って叫んでいるだけだと思っている。
景気が悪くなれば税収は減る。景気が良くなれば税収も増える。小学生でもわかることだが、どうやったらそれを達成できるかを考えられる人は、少なくとも政界と役人にはいないようだ。財界の知恵を借りればいいのにそれもできない。

増税ではなく、減税でもなく、税率そのままで景気改善の手立てを考えられない無能者はもういらないんだけどな。消費税率を上げないと財務体質がどうしようもないというのはわからないでもないが、本当に消費税を上げるだけで、それに付随して景気を減退させないような景気回復施策を打ち出せないと増税は無意味になる。そして私の予想としては、無意味になるような気がしている。

2011年11月3日木曜日

iOS5バッテリ

アップル、「iOS 5」デバイスのバッテリ消費問題に対応へ--AllThingsD報道 - CNET Japan


IS03に慣れている私にはそんなに違和感のある駆動時間じゃなかったわけですけど。。。慣れって怖いですな。

具体的にどのあたりがバグってるのかについて言及していないようなのですが、想像するに通信関係とメモリ周辺なのかなぁ。
メモリ開放ログがなんかぁゃιぃ印象。アプリケーションを手動でkillしないと、きっちりとアプリケーションが終わらないような気がしています。メモしてないので確証はないのですけど、マルチタスク管理関係はちょっと怪しい。
通信関係は、切替がうまくいかないところがあるんじゃなかろうか。au iPhone4Sの○問題に関係しているような気がする。○問題についてはauもappleも公式には沈黙したままだからよくわからないのだけれども、それがかえって怪しさを感じる。

私は今のところ不自由なく使えているのであんまり深刻に考えてないけども、コメントしたということはあちこちから言われているのかな。