2013年7月8日月曜日

「音楽の日」と「音楽のちから」の感想とか

6月29日にTBSが「音楽の日」として13時間の音楽番組を放送し、7月7日に日本テレビが「音楽のちから」として12時間の音楽番組を放送した。

音楽の日| TBSテレビ

THE MUSIC DAY 音楽のちから|日本テレビ

1週間程度の間に同じような長時間音楽番組があったわけで、流れる曲もかぶりまくったりとかしていて観ていて面白味がそんなになかったわけだが、メモしてみる。

音楽の日はSMAPの中居正広とTBS看板アナウンサーの安住紳一郎が司会。
音楽のちからは嵐の櫻井翔と元日テレでフリーアナウンサーの羽鳥慎一が司会。
司会を見ると、それぞれかなり力の入ったキャスティングだ。
ジャニーズ出演者は派閥の関係で出演はかぶらなかったのが視聴者にとっては面白いというか面白くないというか、同じ歌を聴かされなかったというのはよかったところである。音楽の日はSMAPとか山P系、音楽のちからでは嵐やTOKYOとか関ジャニ系という住み分け(ジャニヲタの嫁解説に基く)。どちらも音楽としてはイマイチであるが、それなりにジャニオタ的には盛り上がったようだ。

内容としては、音楽の日は昔からの名曲を本人が歌うことをメインとして、最近はあまりテレビに出演しないアーティストも出てきたことが売りで聴き応えがあった。
なにより朋ちゃんが2曲歌えたのがよかったし、森高千里が全盛期の雰囲気を維持したままの出演とか、ひさしぶりにあの人の歌を聴けた!という満足感が高かった。

音楽のちからは、あれこれ企画を盛り込み、本人が歌うコーナーと本人以外が歌うコーナーも設けていた。ただし、本人以外が歌う曲が、本人による歌とかぶっていたお粗末な構成だった印象も強い。ヒット曲は本人に歌って欲しかった。ただ、音楽の日で既に聴いていたのがほとんどだったので新鮮味がないというハンデがあったが、昔のヒット曲という制限により選曲が重なってしまったということに尽きるのだろう。好きだった曲が聴けたのは嬉しかったけどさ。
コラボは面白い企画があった。坂崎幸之助と城島茂の坂崎茂ユニットは楽しかったし、人情味があふれていてなごんだ。これは24時間テレビとか、日テレ企画番組のたびにやって欲しい。
関ジャニとアーティストのコラボもいくつか楽しめた。あからさまにバックで補完演奏していたのが聞こえたりとか見えたりとかしてて苦笑したが、相川七瀬が関ジャニの演奏で歌ったのはよかったな。ただ、芸人に歌わせるとか、準備のための穴埋め企画はもうちょい考えて欲しい。とりあえずキンタロー。に歌わせて乃木坂に躍らせるとかふざけた企画は萎えた。

あと、どちらの東北地方でのロケも新鮮味がゼロだった。企画屋の限界なんだろうな。
テレビだと興味のない音楽が流れてくる。自分で手持ちのCDを聴いていたほうがいいと思ったりした時間が長かったよ。

(2013/7/8 13:00追記)
関ジャニでの検索で来ている人がいるようなので追記。
嫁はえいたーなる派閥に属しているのですが、えいたーさんの間では満足度が高いものだったようです。渋谷と安田のB'zは鳥肌物だったとか。
個人的には、つんく♂との共演で渋谷がすごい嬉しそうだったのが印象的でした。

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