2011年9月24日土曜日

兼業トレーダー

今までやってきたことからの感想の羅列。

専業トレーダーにできて、兼業トレーダーにできないことは、為替変動の監視。これは大きなデメリットで、そのときのトレンドに乗っかっての売買ができないというのはかなり不利な要素になる。なので、専業でできないところは、想像力を養っていかなければならないし、変動に耐えるだけの体力(=証拠金)と慌てない精神力が必要と考える。
想像力によって、チャートを見てトレンド予想をし、関連すると思われるニュースを見ての方向性の決定をして、どこで売買を予約するかを決めなければなるまい。底値で買い、天井で売ることはほぼ無理なので、どこなら買ってもいい、売ってもいいという割り切りというか判断をしなければならない。、外れたら次回はどうするかという反省をしながら、そのときに持っているタマをどう処理するかを考える必要がある。
専業ならば、損切りをして仕切りなおして取り戻すのはそう難しいことではないが、兼業の場合は指値で対応していかねばならないという問題があり、実践的ではない。読みが外れた場合はそのまま戻るのを待つこともあるだろうし、ナンピンで誤差を埋めて戻ってくるのを待つという選択もあるだろう。戻ってくるか来ないか、そこは情報分析力と想像力で決断するところになるわけで、それだけの根拠がないとできないことだが。損切りをしての仕切りなおしはそれまで考えていたことと異なる判断をしなければならないということで、兼業トレーダーがそれだけのことを考える時間があるようには思えない。

兼業の場合は、為替を監視できないというデメリットの反面、監視できない時間帯はブレようがないということにもなる。会社で仕事をしながら、休憩時間に経過を眺めてうまく行っていればよし、うまく行ってないならば方針を変えるか時間が解決するのを待つことにするか、良くも悪くも短時間での決断が求められてくる。為替に触れていない時間が多いので、方針がブレないのが結果的にいい方向につながるのだろう。取り返しの付かない事態に陥ることもあるだろうけど、損切り貧乏よりはわるくないかもしれない。

そもそも、専業と兼業ではスタンスも違うし賭け方が全く違うんだなぁ、ということに気が付いた次第。私には、専業は無理だな。向いていない。

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