2011年9月22日木曜日

初めてのFX

始めてからほぼ一週間。
初めは恐る恐る保証金を5万でやってみたものの、これじゃもうからないということで保証金を継ぎ足し継ぎ足しで16万積んでいる自分がなんか深みにはまりつつあるなぁと実感。
で、収支としては、現時点で+19,366円。
今のところ、1ドルが76.2円~76.9円の間を行ったり来たりしているだけなので、売り買いを見誤ったとしてもナンピンで誤差を埋めていって波が戻ってくるのを待っていれば自然とプラスになる仕組み。我慢が出来ないと損切りでマイナスになるんだろうな。ほぼチキンレース。

ここ数日で、投資機関がドルを集め始めているのが大きな動きなのだろうか。
円は安定しているが、ユーロと豪ドルは見る影もない無残な状態で安値新記録を更新中。
豪ドルが1ドル以下になるなんて、誰も思っていなかったことだろう。下手すると、ユーロも1ドルを切るかもしれない。そんな世界経済状態。

で、円はこれからどうなるかというと、恐らくは緩い円安方向になると考えている。
これはドルが安定してきたということが大きいのと、恐らく上期決算で日本企業の業績はとんでもない状態になって、日本をあまりしらない投資家は日本から金を引き上げることになると想像する。
日本企業は、円高対策で外貨をそのまま現地で投資する方向に走っている。自動車会社の多くはしっかりと海外に工場を作っているし、世界中の優良企業を買収合弁し、out-outの仕組みを作っている。日本からの輸出では勝負にならないと踏んでの決断だろう。決算上はその額面上は円換算したものが表示されるとしても、現金は外貨のまま使われているので、現金は日本国内の運営が成立する程度あればよいということになる。
決算資料が手元現金よりも重視される世の中じゃ仕方ないシステムだな。会計上は日本円換算するけど、現金は海外での投資に使って、帳簿上は償却費として計上されることになるのだろう。
これから先、数年間は投資家の眼力が問われるようになるんだろうな。株主対応があるから変なことはしないだろうが、会社は法令ギリギリで国税や海外資本や投資家とやりあうことになるのだろう。
日本の経理部のみなさん、がんばってくださいまし。

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