当初の証拠金は5万円だったが、なんとなく要領もわかってきたことだしということで、現在証拠金積み立て額は16万円。これは決済益がある程度たまったら、徐々に減らしていきたいと考えている。
で、累計収支は+29,594円。まだ口座に米ドルを2枚、76.2円Lで残しているので、含み益を入れると+36,814円。余力は135,562円。
基本、円ドルメインとしてやっていて、それは安全策ということと、円ドルは多少感覚があるという理由での選択。あんまり動いていないので細かい決済の積み重ねで増やしている状態にそろそろむずむずしてきている。
ユーロは感覚がわからないので、チャートを見ての判断になる。金曜の昼間は儲けた人がかなりいるようだが、まだ自分には難しいところだろう。まぁプロでも読めない展開のようなので仕方ないか。しばらく様子を見ながら勉強していきたいところだ。
さて、来週は上半期決算日。日本企業が決算のためにプールしているドルを円に両替するかどうか。日本円現金が必要な会社はあまりないような気もしているが、上期決算資料への影響をどう表現するのかが、各社経理部門の腕の見せ所となるのだろう。
それに合わせて日銀がどう動くか。経団連からは散々突き上げをくらっているはずで、いい加減重い腰を上げるのではないかという期待感が強くなってきているようだ。てゆかそろそろまずい。
日本政府が為替介入しない理由はいろいろあるだろうが、一つとしては原油価格になるのだろうか。電力会社が原油を大量に必要としている現在、そう簡単に円安を認めるのはしんどいのかもしれない。先物市場での原油価格が下落したら、その分は円高を解消するように動いて欲しいものだが。
為替から見た世界経済は、あがっているのがUSドルのみ。ユーロ、豪ドル、スイスフラン等、世界に流通している貨幣に対しては基本ドル高。しかしながら日本円が未だにビックマック指数的にも円高な状態を維持している。これは円とドルがほぼ同額、海外HFに買われているためと想像する。
恐らくは、海外のHF連中の一時避難として日本円が選ばれているが、日本国内で投資に値するものはないに等しい。逆に、投資をしないでいつでも動かせる状態にしながら、為替を見ているのだろうか。円安に動いたら差損がかなり出ることになるのだが、そのリスクよりも他国の世界流通貨幣のリスクが高いことと、米ドルに対するリスクがまだ解消されていないということなのだろう。
日本人的感覚だと、米ドルを所有することのリスクは円のリスクよりも低いと思われるのだが、先物市場もぐちゃぐちゃで数兆ドルが数日で消えたようなニュースもあるし、どうしたらいいのかが見えていないんだろうか。
興味深い動きは豪ドル。豪ドルが下がっている根拠がわからない。一時避難先として大量にプールされていたHF資金が引き出されたのだろうか。日本よりも安定していると思うんだけどなぁ。
まぁ、確かに日本企業の底力はあるし、政治が駄目でも自分たちでなんとか食っていけるように努力しているからなぁ。為替の変動リスクもなんとかそれを生かした投資で回収しようとしているし。
ただ、それでは追いつかない会社も多数あるというのは事実。来週末の上期決算と、それから始まる中小企業の阿鼻叫喚地獄絵図を考えると暗い気持ちにならざるを得ない。
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