2011年9月24日土曜日

売上高と営業益と原価と

Grouponが過去の売上高を訂正 なんと売上高が半分に!  - Market Hack


会計上の考え方で、要はどう見せるかという話だけだと思う。
売上高としてどこまで計上するかということで、営業損益や原価が変わっても、経常利益や最終損益が変わらなければ企業としての価値は変わらないわけだが、そこまで騒がれるのはどこに原因があるのだろうか。
一時的にグルーポンに売上げが成立させる仕組みならば売上に計上すべきで、契約店舗への支払いを原価に組み入れていればいいだけの話。しかしながら売上とすべき入金を一時金扱いにしてそこから店舗に分け前を支払っているのならば売上高に入れるのはおかしい。
BSがわかる人ならばそれなりに理解できることで難しくない話題なのだが、世の中の投資家にはそれもわからない人がいるってことなんだろうか?いるんだろうな、多分。説明責任を負わされるぐらいならメンドクサイから辞めちまえってことなんだろう。

グルーポンの会計システムがわからないので断言できないけれども、店舗と客との紐付けをするために一時金扱いしていたんだろうなぁと想像。企業価値は変わらない。で、グルーポンがブラックなことをやっているのも変わらないんだろうな。
基本的にいろいろとメシウマな話題でした。ごちそうさま。

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