2012年7月1日日曜日

6月のユーロ

ここ数週間、ユーロの動きは微妙にいろんな大人の思惑で意味不明な上下を繰り返している。
ユーロドルの6月の値幅は非常に狭く、6/1が最安値1.2288、中旬に1.2747まで上がったものの下旬にかけてじわじわ下がって6/29にちょい上げして終値が1.2663。微妙な上下のノイズが多すぎて、きっちりと細かく利確していかないと損切りばかりになってしまう月だった。
円も意味不明で、日銀の失望で円高とか赤字でも買われたりとか、ファンダ的には理解の難しい展開。大人の思惑の方が影響力が大きい。

で、私の戦績としてはマイナス。何度目かの原資回復ゲームの最中。
基本的にユーロの信頼性はどんどん落ちているがアメリカのドル安経済政策と噛み合ってないのだろう。あれこれわけのわからないニュースで上下して方向性がないところに振り回されてしまったのが反省。天井Lとか底Sを掴んだとか損切りしたら反転とかよくある罠にひっかかりまくった。

さて、7月には原資回復ゲームを終わらせたいところだがどうなるか皆目見当がつかない。
恐らくは、先週末に上げたスペイン金融ネタとかそろそろ忘れかけているギリシアネタとかイタリアネタとか、メルケルの梯子外しとか、バーナンキの暴言とかいろいろあるだろう。

そろそろユーロドルが底値に限りなく近い状態だとは思っているのだが、豪ドルが対米ドルでまだ下がる余裕がある状態になっているのでまだまだ下がる余地があるようにも見える。
ただ、原油が上昇すれば中東の金が回り始めるだろうし、ここしばらく中国の大人買いがないのが気になっている。中国は金に夢中なだけかもしれないけど。

一気に大きく動くとすれば、下はないだろう。上だとすれば、米ドル安政策のための情報操作やらキチ買いが入って大きく動く可能性があるように思う。スワップも逆転してきたし、そろそろL目線で下がったら買いのスタイルが無難なような気がする。しらんけど

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