自民党政権に替わり半年。アベノミクスという言葉がもてはやされていたものの、未だに経済好転しないという意見とかが自称知識人などから出ている。個人的には、今時点で効果が見えるはずもなく、まだ先だと考えている。
恐らくは今年度後半からじわじわと好景気感が出始めて、来年のGW、盆休みあたりから、消費が拡大するんじゃなかろうかと予想する。今の施策がうまくいくという前提になるのだけれども。
理由として、戦後の日本経済は建築業と製造業に牽引されて伸びてきたという背景がある。第二次世界大戦にて荒廃した都市の建築、インフラ整備、公共事業等、建築業では日雇い労働者を大量に雇用し、経済の底上げが成された。道路工事やインフラ整備は、今でも重要な公共事業として継続されている。
製造業は、世界的に自動車、家電製品の輸出もあるが、製造業の爆発的な需要の契機は朝鮮戦争になるだろう。そこで得た利益を元に行った事業拡大により雇用を更に創出し、新製品開発に尽力した結果、材料を輸入し、日本で加工し、海外に輸出して外貨を獲得するモデルが確立した。
ということで、製造業と建築業が潤うまでは、経済効果が実感できるようにはならないと考えてよいだろう。
日本の製造業は、戦前から高い技術と莫大な資産を保有していたわけだけれども、それはまた別の機会に。
製造業界の景気が好転すれば、設備投資、材料購買という波及が期待できる。また事業拡大となれば雇用も拡大し、工場増設ともなれば前出の建築業にも影響する。
ところがだ、建築業では会社の利益に影響する大きな工事となれば数年かかり、ほとんどの場合はその支払いは完工後になる。部分検収とかもあるけれども、キャッシュフロー的には完工後にならないと影響がないに等しい。
製造業も同じである。特にインフラ関連のメーカーであれば、エンドユーザーの購買力の効果が収支に反映されるまでは1年程度かかる。
んで、日本経済は間違いなく上向きだと考えているが、一般企業の収益が向上するまでは、まだまだこれからになる。
最近目にするのが、アベノミクスやってても給料が上がらないとかいう自称エコノミストのコメント。
通常の企業であれば、給与・賞与は春闘にて決まり、その変更がなされることはない。景気が上向いたとしても、その瞬間に給与に反映されることはあり得ないのだ。また決算報告書が黒字であっても、キャッシュフローがよくなければ給与に反映されることは難しい。
ということで、アベノミクスが給与に反映されるのは、来年の春になるだろう。そこで、来年春に給与上昇→ゴールデンウイーク、盆休みで消費力爆発という予想になる。消費税の増税が3月末だから、その前になんらかの動きがあるかもしれないけど。
日雇い労働やアルバイトなんていうのはもっと早く好転するんだろうな。
所謂知識人とかコメンテーターがわけのわからないことを言っているのを観るたびに、残念な人だなぁと心の中で合掌している今日この頃である。
2013年6月29日土曜日
2013年6月24日月曜日
2013都議選結果の考察
昨日は都議選が行われた。東京MXの選挙速報では池上さんが登場して、恒例となっている池上無双とか死者に鞭打ったりとかブラック池上とかのアクティビティーがあったりとか、視聴者のツイートを画面に流したりとか笑いの絶えない番組で愉しかった。
池上さんの町田トリビアで、元神奈川県で東京に編入されたとかのマメもあったりして情報バラエティーとしての深みもあり、#tokyomxタグはカオスでストリームが飛びまくり、選挙とは無関係なツイートが流れたりもして満喫。
で、選挙結果としては、自民圧勝、公明現状維持だけど全員当選、民主葬式会場、共産倍増とかが話題になる一方で、投票率が43.5%と過去ワースト2という根本的な政治不信問題が何一つ解決されず、むしろ悪化している現状が浮き彫りとなっている。
東京新聞の議席数結果
東京新聞:2009都議選(TOKYO Web)
東京新聞:都議選2013(TOKYO Web)
これで比較してみると、民主が失った議席を自民と共産でおいしくいただきました的な印象になる。しかしながら投票率が下がっているということで、各選挙区の得票結果を見ていくと興味深い。
人数の多い世田谷区の投票結果の一覧をちょっと見てみる。
東京新聞:2009都議選(TOKYO Web)
東京新聞:都議選2013(TOKYO Web)
2009年には民主党から3名当選していたところが、民主党から当選した花輪氏が今回は維新から出ているので正確な比較にはならないとは考えるが、民主党からの立候補者が2名であるため、現職である花輪氏の得票を民主党の得票数に加えた参考値として比較してみる。2009年度の民主党候補者が154,526票、2013年度は52,597票(内、維新所属の花輪氏17,553票)と、得票数は前回の34%、つまり支持数は1/3になっている。
自民党候補者の得票数合計では、2009年度86,306票に対して2013年度は97,368票と12%増。支持数は1万程増えているが、民主が失った10万票の1割しか得られていない。
注目したいのが、共産党と公明党の結果。
この二つの政党は、その特殊性から応援母体となる団体以外からの得票はあまり期待できず、固定票的な色合いが強い。投票率の高い選挙になると結果的に議席を減らすのは、自民から民主に政権が移った時の結果などを比較してみるとよくわかる。
今回も、前回との結果を見比べると得票数が減少しているところがほとんどである。それでも公明党は全員当選で議席数維持、共産は議席数+8と、議席数だけで見れば勝利している。決して公明党・共産党の支持率、支持数が増えているわけではなく、投票率43.5%という、民主主義的に見たら半数に届かない(=民衆の意見が反映されていない)ところでの結果でしかない。
ほかの選挙区を見ても同じ傾向が強く、民主候補者得票数は前回の30%~50%程度、自民は微妙に10%以上の得票数増、共産・公明は微減というパターンがほとんど。恐らくは次の参院選でも似たような傾向になるだろう。現時点では、投票率が上がるような要素はほとんどない。
当選・落選は結果として、その議会が解散になるまで有効であり、そこでの活動結果の評価として次の選挙に反映される。
今回の選挙結果からは、当選落選からの支持率以外に、誰が議員になってもなんら現状を打破できないと考え、白票を投じる価値もないと考えた人が10.99ポイント増えているということがわかる。
都民の半数以上が投票をボイコットしている、もしくは興味を持たないという現実を政治屋はどう受け止めているのだろうか。極論的に乱暴な言い方をすると、多数決だけで見たら全員不適格と判断されていることになる。
当選者は恐らくは何も考えていないんだろうけど、スキの対義語はキライではなく、無関心であることを真摯に受け止めて欲しい。そこを踏まえて、今後の都政での活躍で、投票率と支持数を上げるような活躍を期待したい次第である。無理だろうけど。
池上さんの町田トリビアで、元神奈川県で東京に編入されたとかのマメもあったりして情報バラエティーとしての深みもあり、#tokyomxタグはカオスでストリームが飛びまくり、選挙とは無関係なツイートが流れたりもして満喫。
で、選挙結果としては、自民圧勝、公明現状維持だけど全員当選、民主葬式会場、共産倍増とかが話題になる一方で、投票率が43.5%と過去ワースト2という根本的な政治不信問題が何一つ解決されず、むしろ悪化している現状が浮き彫りとなっている。
東京新聞の議席数結果
東京新聞:2009都議選(TOKYO Web)
東京新聞:都議選2013(TOKYO Web)
これで比較してみると、民主が失った議席を自民と共産でおいしくいただきました的な印象になる。しかしながら投票率が下がっているということで、各選挙区の得票結果を見ていくと興味深い。
人数の多い世田谷区の投票結果の一覧をちょっと見てみる。
東京新聞:2009都議選(TOKYO Web)
東京新聞:都議選2013(TOKYO Web)
2009年には民主党から3名当選していたところが、民主党から当選した花輪氏が今回は維新から出ているので正確な比較にはならないとは考えるが、民主党からの立候補者が2名であるため、現職である花輪氏の得票を民主党の得票数に加えた参考値として比較してみる。2009年度の民主党候補者が154,526票、2013年度は52,597票(内、維新所属の花輪氏17,553票)と、得票数は前回の34%、つまり支持数は1/3になっている。
自民党候補者の得票数合計では、2009年度86,306票に対して2013年度は97,368票と12%増。支持数は1万程増えているが、民主が失った10万票の1割しか得られていない。
注目したいのが、共産党と公明党の結果。
この二つの政党は、その特殊性から応援母体となる団体以外からの得票はあまり期待できず、固定票的な色合いが強い。投票率の高い選挙になると結果的に議席を減らすのは、自民から民主に政権が移った時の結果などを比較してみるとよくわかる。
今回も、前回との結果を見比べると得票数が減少しているところがほとんどである。それでも公明党は全員当選で議席数維持、共産は議席数+8と、議席数だけで見れば勝利している。決して公明党・共産党の支持率、支持数が増えているわけではなく、投票率43.5%という、民主主義的に見たら半数に届かない(=民衆の意見が反映されていない)ところでの結果でしかない。
ほかの選挙区を見ても同じ傾向が強く、民主候補者得票数は前回の30%~50%程度、自民は微妙に10%以上の得票数増、共産・公明は微減というパターンがほとんど。恐らくは次の参院選でも似たような傾向になるだろう。現時点では、投票率が上がるような要素はほとんどない。
当選・落選は結果として、その議会が解散になるまで有効であり、そこでの活動結果の評価として次の選挙に反映される。
今回の選挙結果からは、当選落選からの支持率以外に、誰が議員になってもなんら現状を打破できないと考え、白票を投じる価値もないと考えた人が10.99ポイント増えているということがわかる。
都民の半数以上が投票をボイコットしている、もしくは興味を持たないという現実を政治屋はどう受け止めているのだろうか。極論的に乱暴な言い方をすると、多数決だけで見たら全員不適格と判断されていることになる。
当選者は恐らくは何も考えていないんだろうけど、スキの対義語はキライではなく、無関心であることを真摯に受け止めて欲しい。そこを踏まえて、今後の都政での活躍で、投票率と支持数を上げるような活躍を期待したい次第である。無理だろうけど。
2013年6月23日日曜日
海外からのインターネット接続利用に関するメモ
ずいぶん前から、海外旅行時にはガジェット類を持参して、ネット接続を愉しんでいる。
今年はシンガポールからのiPad mini +Cellular接続をしてみたが、前回まではノートパソコンでの接続を基本としていた。
母艦とするノートパソコンは基本的に1kg程度のものとして、BIBLO NCシリーズから始まり、メビウス、Let's Note経由でVAIO pに行き着いたのが3年ほど前。その頃はスマートフォンで必要な情報を処理するのは難しかったし、対応したサービスも少なかった。
今でこそblogやSNSでの現地情報発信は容易であるが、20世紀末あたりではパソコンを持ち歩いて、現地からアクセスするということが珍しいことだった。デジカメで撮影した画像を処理してweb日記を更新するっていうのは楽しく、反応を掲示板で確認したりとか、旅仲間との現地情報交換なんかが面白く、旅の楽しみ方が広がったように感じた。
昔は自分が加入しているプロバイダからのダイヤルアップでのローミングサービスを使うか、インターネットカフェを使うことが多かった。そのうちにインフラが整備されてくると、ホテルで提供しているインターネットサービスを利用することも可能となった。渡航先の通信事情でやり方は変るけど、様々な手段があったし、それを調べて試すことも楽しみの一つになった。
ところがだ、程度は異なるが、世界的に携帯電話網の整備が進み、iPhoneとAndroidという通信機能を持ったPDAが普及したことで事情は劇的に変化している。
更に、現在のスマートフォンの処理能力はかなり高い。画像処理能力もあり、なにより小型軽量で操作が手軽。稼働時間もかなり長い。10年以上前に使用していた富士通のBIBLO NCなど足下にも及ばない高性能だ。
クラウドサービスも拡大しており、OSに依存した処理が必要な場合を除けばスマートフォンで十分。
ただ、渡航先によっては、有線LANでの接続の方が利便性が高い可能性もある。そのあたりは個々人の趣味とか使い方で決めるのがよいだろう。
海外の通信事情は、いろんな先人が情報公開しているのでgoogle先生に訊いてみるとなんらかの情報が手に入る。旅行系の掲示板で訊いてみてもいろんなアドバイスをもらえるだろう。
現時点で多いパターンとしては、基本的にSIMは空港に通信キャリアのアンテナショップに販売されており、SIM freeの端末機を持っていれば、それ用のものが手に入る。ただし、空港あたりだと技術サポートもできるスタッフがいるかどうかは不確定なので、不安がある人は宿泊先のコンシュルジュあたりに相談するのがよいだろう。
前置きが長くなったが、そんな過去からの経験則からのメモ。
2013年現在、日本で通常使用しているSNSの使用は、中国を除いてほぼ可能。中国からでも、2011年時点ではFacebookとtwitterは使用不可だが、mixiとgoogle+は使えた。香港経由やVPNを使用すればどこへでもアクセスすることは可能らしいが、事前にそれなりに調べておかないと難しいだろう。
んで、今回のシンガポール旅行でのSNS関係でわかった面倒なことを数点。
アカウントクラック対策としてだと思われるが、日常的に使用する端末以外からの接続は拒否されることがある。自分が確認したのは、FacebookとFlickrだけだが、他にもありそうだ。
Flickrは、日本ではgoogleアカウントでのログインが可能だが、シンガポールではyahooアカウントでしかログインができない様子。yahooアカウントは持っていないためログインできなかった。トップのURLは同じでも表示が異なるので、ログインサーバを地域で分けているのだろう。
Facebookは「異なる環境からの接続がありましたので一時的に凍結しました」というアナウンスが届く仕組みになっている。一時的にログインできなくなるが、キーワードからの本人認証で解除することが可能。昨今の個人情報クラック対策があるというのは利用者の好みもあるだろう。ただ、昨年タイで接続していたときにはなかった仕組みだったようにも思うので、ここ数ヶ月で変ったのかもしれない。
個人的には、日常的に使用するSNSは手軽に使いたい。課金サービスもあるSNSでは事故予防としてやる必要もあるんだろうけどね。
今年はシンガポールからのiPad mini +Cellular接続をしてみたが、前回まではノートパソコンでの接続を基本としていた。
母艦とするノートパソコンは基本的に1kg程度のものとして、BIBLO NCシリーズから始まり、メビウス、Let's Note経由でVAIO pに行き着いたのが3年ほど前。その頃はスマートフォンで必要な情報を処理するのは難しかったし、対応したサービスも少なかった。
今でこそblogやSNSでの現地情報発信は容易であるが、20世紀末あたりではパソコンを持ち歩いて、現地からアクセスするということが珍しいことだった。デジカメで撮影した画像を処理してweb日記を更新するっていうのは楽しく、反応を掲示板で確認したりとか、旅仲間との現地情報交換なんかが面白く、旅の楽しみ方が広がったように感じた。
昔は自分が加入しているプロバイダからのダイヤルアップでのローミングサービスを使うか、インターネットカフェを使うことが多かった。そのうちにインフラが整備されてくると、ホテルで提供しているインターネットサービスを利用することも可能となった。渡航先の通信事情でやり方は変るけど、様々な手段があったし、それを調べて試すことも楽しみの一つになった。
ところがだ、程度は異なるが、世界的に携帯電話網の整備が進み、iPhoneとAndroidという通信機能を持ったPDAが普及したことで事情は劇的に変化している。
更に、現在のスマートフォンの処理能力はかなり高い。画像処理能力もあり、なにより小型軽量で操作が手軽。稼働時間もかなり長い。10年以上前に使用していた富士通のBIBLO NCなど足下にも及ばない高性能だ。
クラウドサービスも拡大しており、OSに依存した処理が必要な場合を除けばスマートフォンで十分。
ただ、渡航先によっては、有線LANでの接続の方が利便性が高い可能性もある。そのあたりは個々人の趣味とか使い方で決めるのがよいだろう。
海外の通信事情は、いろんな先人が情報公開しているのでgoogle先生に訊いてみるとなんらかの情報が手に入る。旅行系の掲示板で訊いてみてもいろんなアドバイスをもらえるだろう。
現時点で多いパターンとしては、基本的にSIMは空港に通信キャリアのアンテナショップに販売されており、SIM freeの端末機を持っていれば、それ用のものが手に入る。ただし、空港あたりだと技術サポートもできるスタッフがいるかどうかは不確定なので、不安がある人は宿泊先のコンシュルジュあたりに相談するのがよいだろう。
前置きが長くなったが、そんな過去からの経験則からのメモ。
2013年現在、日本で通常使用しているSNSの使用は、中国を除いてほぼ可能。中国からでも、2011年時点ではFacebookとtwitterは使用不可だが、mixiとgoogle+は使えた。香港経由やVPNを使用すればどこへでもアクセスすることは可能らしいが、事前にそれなりに調べておかないと難しいだろう。
んで、今回のシンガポール旅行でのSNS関係でわかった面倒なことを数点。
アカウントクラック対策としてだと思われるが、日常的に使用する端末以外からの接続は拒否されることがある。自分が確認したのは、FacebookとFlickrだけだが、他にもありそうだ。
Flickrは、日本ではgoogleアカウントでのログインが可能だが、シンガポールではyahooアカウントでしかログインができない様子。yahooアカウントは持っていないためログインできなかった。トップのURLは同じでも表示が異なるので、ログインサーバを地域で分けているのだろう。
Facebookは「異なる環境からの接続がありましたので一時的に凍結しました」というアナウンスが届く仕組みになっている。一時的にログインできなくなるが、キーワードからの本人認証で解除することが可能。昨今の個人情報クラック対策があるというのは利用者の好みもあるだろう。ただ、昨年タイで接続していたときにはなかった仕組みだったようにも思うので、ここ数ヶ月で変ったのかもしれない。
個人的には、日常的に使用するSNSは手軽に使いたい。課金サービスもあるSNSでは事故予防としてやる必要もあるんだろうけどね。
シンガポールのnanoSIMを使ってau iPad mini +Cellularで海外から通信してみた
6月17日から21日まで、シンガポール旅行をしてきた。まずはシンガポールの通信事情を、私の備忘録レベルのメモ。
以前のpostの通り、auとsoftbankから販売されているiPad mini + cellularは日本国内ではSIMロックがかかっているが、海外SIMに対してはロックがかかっておらず、海外旅行者には実質SIM freeであるという情報から購入。今回はそれを試すことを目的にしている。いや、旅行自体も楽しみではあるのだが、旅の話は割愛。
シンガポールでの携帯通信キャリアは3社ある。
SingTel
SingaporeTelecomのことで、いわゆるシンガポールの電電公社。ここだけ日本ブランチ法人のサイトがあるけどシンガポールでのことが書かれていないのでリンク先はシンガポール本法人の個人向けサイト。
StarHub
10年ちょい前から営業開始しているいわゆる第二電電。ここの通信網敷設時期に通信関係の海外営業をしていたが、品質重視の設備投資をしていた印象がある。NTTもここの設立に協力していたという記憶。
M1
あちこちで調べてみてもあまり評価は高くない。が、安い。資本関係とか調べていないのでよくわからない。やめといたほうがいいよ的な記事も少なくない。
通常ならSingTel一択が安全かつ確実で快適だと思われる。当初の構想では、チャンギ空港に到着したらnanoSIMを購入して、iPad mini + Cellularを母艦にテザリングであれこれ遊ぶプランA。
もしiPad mini + Cellular by auがシンガポールのSIMを受け付けなかったら、iPhone4SにGPPゲタという昨年のタイ旅行と同じ方式でやるというプランBもある。完璧だ。
空港到着で、到着階でSIM屋を探して問い合わせてみたのだが、直販店は見当たらなかった。二次販売店はあったのだが、nanoSIMは売り切れとのこと。空港到着が夕刻だったということもあり、嫁の機嫌が悪くなるのを回避するという課題が最優先であるためホテルへ移動してその日を終える。
翌日、ショッピングモールのFree Wi-Fiを使って、iPad miniで使えるSIMがどこにあるのか検索。Lucky Plazaに行けば怪しい正規品が売っているだろうとは思ったが、SingTelのリセラーをしているiStudioを検索して行ってみる。
ところが、SingTelのリセラーとして紹介されていたiStudioに行って尋ねてみるが、SIMカードは扱ってないよ!とつれない回答。そして、目の前にあるM1直営店を指差されて、M1で買えとの追加情報。その時点で疲れていたということと、iStudioの販売員がM1を薦めるのであれば、通常使用に問題ないだろうとかいう判断でM1に行って、iPad mini用のnanoSIMを買ってみた。
4G(LTE)対応の1G制限で18ドル。今のレートで約1400円。日本とあまり変らないシンガポールの物価からすると、同じプリペイドSIMとして比較対象になるb-モバの半額相当とかなり安い。
んで、SIMのアクティベートは通常SMSにて行うのだが、iPad miniにはSMSの機能がない。お店のねーちゃんに聞いてみると、設定をしてあげるからとのこと。
確認してみると、モバイルデータ通信のAPN、ユーザ名、パスワードを入力。そしてM1のweb siteに接続して、webからSIMを登録。トップアップもwebで行う。めんどくさいw
ということで、無事接続。しかしながら、テザリングはできない模様。いや、そういうプランとかあるのかもしれないけど。ただスピードテストをやってみたら泣きたくなるような結果。信じられないだろうけど、LTE通信で1Mに届かなかったでござる。しかも夜中の23時過ぎで、だ。
この通信速度でテザリングなんかしたらストレスで禿るだろう。
ちなみにSingTelだとそこそこの通信速度らしいし、テザリングも可能。ただし、1Gデータプランが50ドル(現在レートで3800円位)とかなりお高い。正規販売店ではどうなるのかわからないが、Lucky Plazaあたりの取引に注意が必要なところだと、普通の携帯でアクティベートしたものを渡してくれる。全て自動設定になるという話だが、どこまで本当なのかは調べてない。
今回の旅行での結論。
iPadは海外旅行先でCellular通信をしようと思ったら面倒くさい。SMSが搭載されていないことで、トップアップや契約内容をはじめとした設定が手元でできないということはかなりストレスになる。
SIM free iPhoneを使って説明書と格闘しながらアクティベートする方が制限もないし便利なんだろうが、日本で購入した端末機を使うのであれば、iPhoneにGPPを履かせて現地SIMを購入するのが一番使い勝手がいいんじゃないかなぁとか思った次第。
ネット中毒症ではなく、現地情報をその場で調べたいという程度ならば、ショッピングセンターやスタバなんかで解放しているFree Wi-Fiを探して通信するというのもアリだなぁ。
以前のpostの通り、auとsoftbankから販売されているiPad mini + cellularは日本国内ではSIMロックがかかっているが、海外SIMに対してはロックがかかっておらず、海外旅行者には実質SIM freeであるという情報から購入。今回はそれを試すことを目的にしている。いや、旅行自体も楽しみではあるのだが、旅の話は割愛。
シンガポールでの携帯通信キャリアは3社ある。
SingTel
SingaporeTelecomのことで、いわゆるシンガポールの電電公社。ここだけ日本ブランチ法人のサイトがあるけどシンガポールでのことが書かれていないのでリンク先はシンガポール本法人の個人向けサイト。
StarHub
10年ちょい前から営業開始しているいわゆる第二電電。ここの通信網敷設時期に通信関係の海外営業をしていたが、品質重視の設備投資をしていた印象がある。NTTもここの設立に協力していたという記憶。
M1
あちこちで調べてみてもあまり評価は高くない。が、安い。資本関係とか調べていないのでよくわからない。やめといたほうがいいよ的な記事も少なくない。
通常ならSingTel一択が安全かつ確実で快適だと思われる。当初の構想では、チャンギ空港に到着したらnanoSIMを購入して、iPad mini + Cellularを母艦にテザリングであれこれ遊ぶプランA。
もしiPad mini + Cellular by auがシンガポールのSIMを受け付けなかったら、iPhone4SにGPPゲタという昨年のタイ旅行と同じ方式でやるというプランBもある。完璧だ。
空港到着で、到着階でSIM屋を探して問い合わせてみたのだが、直販店は見当たらなかった。二次販売店はあったのだが、nanoSIMは売り切れとのこと。空港到着が夕刻だったということもあり、嫁の機嫌が悪くなるのを回避するという課題が最優先であるためホテルへ移動してその日を終える。
翌日、ショッピングモールのFree Wi-Fiを使って、iPad miniで使えるSIMがどこにあるのか検索。Lucky Plazaに行けば怪しい正規品が売っているだろうとは思ったが、SingTelのリセラーをしているiStudioを検索して行ってみる。
ところが、SingTelのリセラーとして紹介されていたiStudioに行って尋ねてみるが、SIMカードは扱ってないよ!とつれない回答。そして、目の前にあるM1直営店を指差されて、M1で買えとの追加情報。その時点で疲れていたということと、iStudioの販売員がM1を薦めるのであれば、通常使用に問題ないだろうとかいう判断でM1に行って、iPad mini用のnanoSIMを買ってみた。
4G(LTE)対応の1G制限で18ドル。今のレートで約1400円。日本とあまり変らないシンガポールの物価からすると、同じプリペイドSIMとして比較対象になるb-モバの半額相当とかなり安い。
んで、SIMのアクティベートは通常SMSにて行うのだが、iPad miniにはSMSの機能がない。お店のねーちゃんに聞いてみると、設定をしてあげるからとのこと。
確認してみると、モバイルデータ通信のAPN、ユーザ名、パスワードを入力。そしてM1のweb siteに接続して、webからSIMを登録。トップアップもwebで行う。めんどくさいw
ということで、無事接続。しかしながら、テザリングはできない模様。いや、そういうプランとかあるのかもしれないけど。ただスピードテストをやってみたら泣きたくなるような結果。信じられないだろうけど、LTE通信で1Mに届かなかったでござる。しかも夜中の23時過ぎで、だ。
この通信速度でテザリングなんかしたらストレスで禿るだろう。
ちなみにSingTelだとそこそこの通信速度らしいし、テザリングも可能。ただし、1Gデータプランが50ドル(現在レートで3800円位)とかなりお高い。正規販売店ではどうなるのかわからないが、Lucky Plazaあたりの取引に注意が必要なところだと、普通の携帯でアクティベートしたものを渡してくれる。全て自動設定になるという話だが、どこまで本当なのかは調べてない。
今回の旅行での結論。
iPadは海外旅行先でCellular通信をしようと思ったら面倒くさい。SMSが搭載されていないことで、トップアップや契約内容をはじめとした設定が手元でできないということはかなりストレスになる。
SIM free iPhoneを使って説明書と格闘しながらアクティベートする方が制限もないし便利なんだろうが、日本で購入した端末機を使うのであれば、iPhoneにGPPを履かせて現地SIMを購入するのが一番使い勝手がいいんじゃないかなぁとか思った次第。
ネット中毒症ではなく、現地情報をその場で調べたいという程度ならば、ショッピングセンターやスタバなんかで解放しているFree Wi-Fiを探して通信するというのもアリだなぁ。
2013年6月12日水曜日
twitter api1.1の変更でどうしようか試行錯誤
ASCII.jp:Twitter APIが1.1に。非公式クライアントのTL更新は15回/15分
【まとめ】API更新で、ツイッターのここが変わる! - ツイナビ | スマホでもPCでも!
いよいよtwitter api1.0が廃止されて1.1に全面変更になったらしい。
去年からあれこれ話題になっていたが、ユーザーとしての感覚はデータ取得に制限がかかるよということになる。
様々な対応とかの記事があるので、詳細は詳しい人に任せることにして中途半端な情報と個人的対策。ちなみにパソコンではJanetterを使っている。ここ数日は挙動不審だったが、今日は機嫌がよいらしい。api切替作業の余波とかでも食らっていたのだろうか。謎である。
TLの取得ができなくなるというのは致命傷に近い。そうすると、15分で15回の取得という制限がかかってくると1分に1回取得。ならそんなに問題ないんじゃね?とか思ったりもするが、postと同時にTL更新なんて設定にしている人がほとんどだと思う。そうすると、TLが取得できない時間がどうしても発生してくる。
それを避けるための策としては、postと同時にTL更新を行わないということになってしまうが、これはストレス。
さてどうしたもんか…API消費が抑えられる使い方をしようというのもあるがクライアントによっても違いがある。
まず、公式クライアント。
Twitter
公式からそれぞれのOSのマーケットにリンクしているが、android、iOS、windowsphone、BB、ノキア対応のクライアントがある。こいつを使う限りはAPI消費による取得制限が緩和されていて、非公式が15回/15分に対して60回/15分とのこと。普通に使う分には大丈夫っぽい。大丈夫じゃない廃人さんは恐らく解決策は見出しているだろうから大丈夫ということにする。
でも、あれこれ使いにくいんだよね。メンションの通知とかは早くて便利なんだけど。
んで、非公式クライアントについては、いろんな制限がある様子。
まずはクライアント別ユーザートークン数の上限が設定されたらしい。基本、API使用クライアントの上限を10万に、既存でそれを上回る場合は現在の2倍らしい。
ここはあれこれトラブルになっているようなのでそのうちまた変更になるんじゃないだろうか。
んで、ユーザーストリームを使用している場合はデータ取得にAPIを消費しないということで、その場合はTLの取得に制限があることはほぼなさそうだ。
といっても、常時データのやりとりをするってことは電力消費も激しいだろうし、どうなのかなぁ。
androidアプリでユーザーストリーム対応クライアントは、いろいろ出ている。
最近リリースされたものとして、Cerisierってのがあるらしい。ちょっと触ってみたが、悪くはなさそう。
HTCJとNEXUS7で動作確認したところ、わりと快適な雰囲気だった。使い込んでみないとわからないことだけれども。
Cerisier - Google Play の Android アプリ
レビューは↓こちら
【更新版】ユーザーストリーム対応TwitterクライアントCerisierを使ってみた。 | 2fps. net
iOSアプリでユーザーストリーム対応は、wi-fiでないと使えないとかいう制限があったりとか、ほとんど全滅状態らしい。以前はSOICHAが使い勝手よかったんだけど、この前のアップデートで使えないクライアント化したし。
ただ、公式だと自由度が少なすぎる。twitterはandroidでやっていくしかないかなぁとか思いながらもグーグル先生に相談して探してみたら、TheWorld for iOSってのが紹介されていた。作成者はディオ様ではなく、日本人のようだ。
iTunes App Storeで見つかる iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad 対応のTheWorld for iOS
開発者のサイトは↓こちら
TheWorld
これは残念ながらiPad miniに対しては最適化されていないらしい。ユーザーストリームはタブレットの大きさが見るのには便利というのもあり、残念である。
これからユーザーの反応もあるだろうし、これからどうなるか。
【まとめ】API更新で、ツイッターのここが変わる! - ツイナビ | スマホでもPCでも!
いよいよtwitter api1.0が廃止されて1.1に全面変更になったらしい。
去年からあれこれ話題になっていたが、ユーザーとしての感覚はデータ取得に制限がかかるよということになる。
様々な対応とかの記事があるので、詳細は詳しい人に任せることにして中途半端な情報と個人的対策。ちなみにパソコンではJanetterを使っている。ここ数日は挙動不審だったが、今日は機嫌がよいらしい。api切替作業の余波とかでも食らっていたのだろうか。謎である。
それを避けるための策としては、postと同時にTL更新を行わないということになってしまうが、これはストレス。
さてどうしたもんか…API消費が抑えられる使い方をしようというのもあるがクライアントによっても違いがある。
まず、公式クライアント。
公式からそれぞれのOSのマーケットにリンクしているが、android、iOS、windowsphone、BB、ノキア対応のクライアントがある。こいつを使う限りはAPI消費による取得制限が緩和されていて、非公式が15回/15分に対して60回/15分とのこと。普通に使う分には大丈夫っぽい。大丈夫じゃない廃人さんは恐らく解決策は見出しているだろうから大丈夫ということにする。
でも、あれこれ使いにくいんだよね。メンションの通知とかは早くて便利なんだけど。
んで、非公式クライアントについては、いろんな制限がある様子。
まずはクライアント別ユーザートークン数の上限が設定されたらしい。基本、API使用クライアントの上限を10万に、既存でそれを上回る場合は現在の2倍らしい。
ここはあれこれトラブルになっているようなのでそのうちまた変更になるんじゃないだろうか。
んで、ユーザーストリームを使用している場合はデータ取得にAPIを消費しないということで、その場合はTLの取得に制限があることはほぼなさそうだ。
といっても、常時データのやりとりをするってことは電力消費も激しいだろうし、どうなのかなぁ。
androidアプリでユーザーストリーム対応クライアントは、いろいろ出ている。
最近リリースされたものとして、Cerisierってのがあるらしい。ちょっと触ってみたが、悪くはなさそう。
HTCJとNEXUS7で動作確認したところ、わりと快適な雰囲気だった。使い込んでみないとわからないことだけれども。
Cerisier - Google Play の Android アプリ
レビューは↓こちら
【更新版】ユーザーストリーム対応TwitterクライアントCerisierを使ってみた。 | 2fps. net
iOSアプリでユーザーストリーム対応は、wi-fiでないと使えないとかいう制限があったりとか、ほとんど全滅状態らしい。以前はSOICHAが使い勝手よかったんだけど、この前のアップデートで使えないクライアント化したし。
ただ、公式だと自由度が少なすぎる。twitterはandroidでやっていくしかないかなぁとか思いながらもグーグル先生に相談して探してみたら、TheWorld for iOSってのが紹介されていた。作成者はディオ様ではなく、日本人のようだ。
iTunes App Storeで見つかる iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad 対応のTheWorld for iOS
開発者のサイトは↓こちら
TheWorld
これは残念ながらiPad miniに対しては最適化されていないらしい。ユーザーストリームはタブレットの大きさが見るのには便利というのもあり、残念である。
これからユーザーの反応もあるだろうし、これからどうなるか。
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