2013年6月23日日曜日

海外からのインターネット接続利用に関するメモ

ずいぶん前から、海外旅行時にはガジェット類を持参して、ネット接続を愉しんでいる。
今年はシンガポールからのiPad mini +Cellular接続をしてみたが、前回まではノートパソコンでの接続を基本としていた。
母艦とするノートパソコンは基本的に1kg程度のものとして、BIBLO NCシリーズから始まり、メビウス、Let's Note経由でVAIO pに行き着いたのが3年ほど前。その頃はスマートフォンで必要な情報を処理するのは難しかったし、対応したサービスも少なかった。
今でこそblogやSNSでの現地情報発信は容易であるが、20世紀末あたりではパソコンを持ち歩いて、現地からアクセスするということが珍しいことだった。デジカメで撮影した画像を処理してweb日記を更新するっていうのは楽しく、反応を掲示板で確認したりとか、旅仲間との現地情報交換なんかが面白く、旅の楽しみ方が広がったように感じた。
昔は自分が加入しているプロバイダからのダイヤルアップでのローミングサービスを使うか、インターネットカフェを使うことが多かった。そのうちにインフラが整備されてくると、ホテルで提供しているインターネットサービスを利用することも可能となった。渡航先の通信事情でやり方は変るけど、様々な手段があったし、それを調べて試すことも楽しみの一つになった。
ところがだ、程度は異なるが、世界的に携帯電話網の整備が進み、iPhoneとAndroidという通信機能を持ったPDAが普及したことで事情は劇的に変化している。
更に、現在のスマートフォンの処理能力はかなり高い。画像処理能力もあり、なにより小型軽量で操作が手軽。稼働時間もかなり長い。10年以上前に使用していた富士通のBIBLO NCなど足下にも及ばない高性能だ。
クラウドサービスも拡大しており、OSに依存した処理が必要な場合を除けばスマートフォンで十分。
ただ、渡航先によっては、有線LANでの接続の方が利便性が高い可能性もある。そのあたりは個々人の趣味とか使い方で決めるのがよいだろう。

海外の通信事情は、いろんな先人が情報公開しているのでgoogle先生に訊いてみるとなんらかの情報が手に入る。旅行系の掲示板で訊いてみてもいろんなアドバイスをもらえるだろう。
現時点で多いパターンとしては、基本的にSIMは空港に通信キャリアのアンテナショップに販売されており、SIM freeの端末機を持っていれば、それ用のものが手に入る。ただし、空港あたりだと技術サポートもできるスタッフがいるかどうかは不確定なので、不安がある人は宿泊先のコンシュルジュあたりに相談するのがよいだろう。

前置きが長くなったが、そんな過去からの経験則からのメモ。

2013年現在、日本で通常使用しているSNSの使用は、中国を除いてほぼ可能。中国からでも、2011年時点ではFacebookとtwitterは使用不可だが、mixiとgoogle+は使えた。香港経由やVPNを使用すればどこへでもアクセスすることは可能らしいが、事前にそれなりに調べておかないと難しいだろう。

んで、今回のシンガポール旅行でのSNS関係でわかった面倒なことを数点。
アカウントクラック対策としてだと思われるが、日常的に使用する端末以外からの接続は拒否されることがある。自分が確認したのは、FacebookとFlickrだけだが、他にもありそうだ。
Flickrは、日本ではgoogleアカウントでのログインが可能だが、シンガポールではyahooアカウントでしかログインができない様子。yahooアカウントは持っていないためログインできなかった。トップのURLは同じでも表示が異なるので、ログインサーバを地域で分けているのだろう。
Facebookは「異なる環境からの接続がありましたので一時的に凍結しました」というアナウンスが届く仕組みになっている。一時的にログインできなくなるが、キーワードからの本人認証で解除することが可能。昨今の個人情報クラック対策があるというのは利用者の好みもあるだろう。ただ、昨年タイで接続していたときにはなかった仕組みだったようにも思うので、ここ数ヶ月で変ったのかもしれない。
個人的には、日常的に使用するSNSは手軽に使いたい。課金サービスもあるSNSでは事故予防としてやる必要もあるんだろうけどね。

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