2012年4月30日月曜日

円高キタコレ

先ほど、久々にUSD1がJPY80を割った。現在、79.90近辺でウロウロしているところ。
米国景気を嫌気してリスク回避のドル売りというコメントだが、円高に関しては先週からの計画的犯行と想像している。リスク回避ならユーロが上がるはずがない。
今夜はこのままガッツリと落ちることもないと思っているが、大きなリバウンドもないだろう。どちらかと言えばまだ下方向の可能性が強いと思っているが、いいようにやられている相場なので、ストップを指しておくと食われる予感。
朝に入れたSを利確して様子見することにした。

明日明後日は78円にチャレンジする荒れる展開になるか、ヨコヨコ固定相場になるか。日銀は円安介入はしないで、その場しのぎの固定相場を目指す可能性が高いと思う。昼間はそれなりに抵抗するんだろうけど、大きくは動かないだろう。
週末に向けて、ドル円は上がったら売りのスタンスがいいのかな。ユロドルはどうせ往復なんだろうから、タイミングでユロ円とかも合わせるのがいいんだろうか。慌ててポジらないように気をつけたいところだ。

NOKTON 17.5mm f0.95印象とか

GWということで撮ってみた。残念なことに曇り空なので、コントラストのある写真が撮れなかったのが残念。
まず第一印象は、重い。ひたすら重い。軽いM4/3の躯体にはバランスが悪い。M4/3では大きめなOM-D E-M5でもバランスが取れていない。
中身がいっぱい詰まったイイモノだというのはわかるんだけど、安定した撮影をするのはしんどいと思う。大きさもバランスが悪い。どういうマシンに装着するかということの優先度が低い設計なんだろうから、レンズ単体の性能は期待していいのだろう。ただあそこまでの価格のものならもうちょっと使用するときのバランスも意識して欲しかったような気もする。

理屈的には当然だけれども、開放での被写界深度が非常に浅い。35mmサイズで35mm相当の広角レンズ相当とは思えない。良くも悪くも使い方、被写体、撮影環境その他諸々を選ぶレンズだと思った。
解像度は綺麗。ボケも原型をとどめながら透明にぼやけていくので、前面や背景のピンボケもうるさくならないのが気持ちいい。ピントがずれると、徐々に透明になっていくような印象。

絞りを開放気味で、ピントをずらしてみたのを並べてみる。










































それなりに広角レンズの寛容さはあるけど焦点に対してはシビア。

絞りf0.95とf8の比較。





















絞ったほうが、画面全体が引き締まるのは当然だけど、細部の表現も大きく違ってくるので印象もかなり違ったものになる。EVFで見ながら撮影しても、小さい画面なのでどんなできになるのかが想像つかないというも面白い。けど正直なところ疲れる。
マニュアルフォーカスになるので、EVFや背面モニタでマットスクリーンの要領で、気合でピント合わせになるのだけど、これが色合いとかがじゃまをしてそのままではピントがずれることが多い。E-M5ではマニュアル補助に使われる拡大機能を使うのが一番現実的なのだろうか。
なのでどこかのボタンを犠牲にして、拡大を割り当てる必要が出てきた。AFでは使わない機能なので装着するレンズでセットを組んでおくのがいいのだろう。
私は録画ボタンに拡大を割り振った。目のいい人はデジタルテレコンで2倍でもいいのかもしれないけど、私にはちょっときつかった。
それにしても録画ボタン便利すぎ。さすがE-M5、いいところにボタン配置してあるねw

2012年4月29日日曜日

NOKTON 17.5mm f0.95 + E-M5


いいなと思ってたんだ。でも売り切れてると思ったんだ。新宿ヨド行ったんだ。そしたらさ、予約以外で一本だけ入荷したって言うんだ。OM-D持っていたんだ。展示用のを試着させてもらえたんだ。久々に一目惚れしちゃったんだ。

久々にやっちまったなぁと思う。
明日から慎ましやかに暮らします。はい。










でもね、いいんだよこれ。35mm相当でこの浅さ。


開放とf11比較
















































で、こんなに違う。
すごい難しい。けどすごい楽しいレンズ。上手い人が撮ったらもっと違うんだろうな。





















































































これでジオンは10年戦える。あれはイイモノだ。

2012年4月28日土曜日

よくわからんが円高

このところユーロの動きはほとんどなく、半年前のような1日100pips程度じゃ済まないような派手な展開がない。恐らくは実需とかファンダを無視した大人の都合が強く、投機的なところが離れていっているのだろう。ドルは強くなったり弱くなったりしているが、こちらもドル安路線を変更していないのでリスク回避先としてはあまり魅力がないようだ。指標でも大きく一方的に動くことがなくて、一旦は動いてもなにごともなかったかのような全戻しばかり。
一方で円の動きが怪しいというか、相対的にではあるが一時期よりは動くようになっている。日本時間以外でも独自の動きをしていてそろそろ大きな変化がありそうな予感。
基本的に昼間はドル円、夜はユーロ円を触っている。ユーロドルはハイリスクローリターンな印象が強くなってきて入りにくい。

収支としては一進一退。ドル高円安ユーロ安方向にいくかなと思って入れたクソポジの損切り補填がやっと終わりそうではあるが、しなくてもいい損切りに足を引っ張られている。低レバな兼業スイングではほとんど稼げないので、昼間も喫煙タイムに指値を入れているだけ。あんまり面白くない。

金曜日の昼間から早朝までの流れ的に、GW期間中に円高が仕掛けられるような気がしている。それなりに壁を仕掛けてあるとは思うが、どんな展開になることやら。まぁ、円安方向に大きく動くことだけはあり得ないと思っていいんだろう。多分。

2012年4月24日火曜日

OM-Dで撮ってみた

今日は昼間に新宿を散策しながらE-M5で撮影。限界まで撮ろうと思ったけど、かなり電池の減りが早いことを実感。
撮り続けていたというのもあるのだろうが、1時間程度で電池は半減。約2時間300枚程度の撮影でバッテリー低下の警告。背面モニターはあんまりつけていなかったし、実用を考えたら予備バッテリーは必須だなぁとか思った次第。

八重桜満開






開放で遠近感を出してみた




アートフィルターでポップな感じにしてみた


2012年4月18日水曜日

OM-Dのクセとか

OM-D E-M5の標準レンズキット1本でがんばってます。
一番欲しい45mmf1.8は注文後3週間~1ヶ月かかるようなので、必要を感じるまでは放置。

さて、いろいろいじってカメラの使い方そのものを少しずつ思い出してきたので習作。
まずは同じところをアートフィルターを変えてみたものを並べてみる。

リーニュクレール






















ライトトーン


ジオラマ


ドラマチックトーン


印象がかなり違いますね。意外とジオラマの無機質感が楽しかった。
特性がなんとなくわかってきたのでいろいろ試し撮りの一部。


花が咲いているという事実よりも、色彩の印象を強く出したいときにはいいかもしれない。ただ、趣は見事に消えましたw


サクラにファンタジックフォーカスをつかって花も新緑もやわらかくしてみましたが、花の自己主張がなくなりました。主人公の存在感が強すぎる場合や全体が主人公になるような場合や、主人公をドアップで撮るときしか使えませんね。



続いてアートフィルターはなしにして、開放と被写界深度のテスト。開放といってもF5とかなのであんまり派手なボケは出ていません。マクロを使ったり使わないでレンズの絞りを空けようとしたり試行錯誤混在でどれだどれだったか覚えていません。実験結果をすぐに生かすデータにはなりませんでしたてへぺろ

教科書によくありがちな手前ボケで後ろはややボケ。


被写体の後ろがほとんど模様扱いのぼかし方。


花を撮りたいという気持ちが全面に出てしまって、記録写真なみに美しくない写真。
後ろの花もぼけているんだけど、何が何だかわからない形になっていて失敗。


標準レンズキットの12-50EZ標準マクロズームは、極めようとかしない初期入門向きでしょうか。
さらなる高みを目指すにはちょっと物足りないと思いますし、ポートレートには決して向かないレンズだとおもいます。ポートレートなら17mmパンケーキがいいんじゃないだろうか。
レンズの開放とボカシを生かした写真が撮りたいのならば45mmf1.8になるんでしょうね。こちらは受注後3週間かかるということで、どうしようか悩んでいます。いっそ何も考えず17mmf2.8のついているPEN miniツインレンズキットを買ってしまおうかとかいう脈絡のない物欲とかもあるので、ちょっと混乱しています。

2012年4月14日土曜日

OM-D雑感

OLYMPUS OM-D E-M5を購入してから2週間経過。いろんな記事が出回っているのを見てあれやこれや設定をいじってみて、自分の気になることとかメモの羅列。

・アスペクト比
基本は4:3。16:9とか3:2も設定できるけど、有効画素数からみると横は変わらずで縦が削られるだけであんまり嬉しくない。RAW保存では4:3。jpgで撮影してそのままwebに乗っけたりするとか加工の手間を省きたいとか保存可能枚数を多くしたいとかそういう事情がなければ、4:3に設定しておくのが精神衛生上よいのだろう。

・ダイヤル、ボタンの操作性
正直なところ、初期設定では快適だと思わなかった。

・録画ボタン
設定の変えられるものでは、まずどうにかしたいと思うのは動画録画ボタンだろう。基本的に他によく使用する機能に割り振りたいところだ。私はRAWとJPGの切替に割り振り。

・電源スイッチ
位置が悪すぎというか最悪。これだけはどうしようもないし慣れるしかないんだろうけど、せめて右手親指で操作できるところにして欲しかった。

・EVF、背面モニター表示切替ボタン
位置が悪すぎその2。回路設計の都合でここしかなかったのかもしれないけど使いにくい。背面モニターを使用するときに使うボタンなのだから、背面モニターにつけて欲しかった。

・再生ボタン
位置が悪すぎその3。なぜここにあるのか意味不明。これも背面モニターに付けて欲しかった。

・電源オンのときの不審な音
センサーの音という噂だがよくわからん。動いているということが耳でも確認できる便利機能と割り切るしかなさそうだ。

・EVF
基本的には背面モニターと同じ表示。EVF使うとより便利だとかそういうわけではないのが何だかなぁなんだけど気分的な問題なのかもしれない。
ま、見やすいし背面モニターの方が便利だとかそういうわけではないので悪くはないのだろう。

・ISO
感度高すぎ。50とは言わないが100は欲しかったなぁ。明るいレンズを使うには、200ではレンズを生かしきれないのが問題だと思う。ISO値を上げても画質はそんなに落ちないようだ。

・操作性
ボタンの位置が悪いけどカスタマイズすれば撮影での使い勝手は悪くない。

・標準レンズ
レンズキット販売での付属レンズは12mm-50mmのズームで、一通りに使える。明るいレンズではないが、本体のセンサーでカバーできてる。唯一防塵防滴仕様なのでOM-Dの防塵防滴を生かすにはこれしかないとかなんかよくわからないけど防塵防滴ってなんか意味あるかなとかちょっと疑問。

・全般
一言で済ませれば、いいカメラ。優等生的なイメージで、設計開発の技術屋さんとマーケッティングが構想を練りに練った成果なんだろうなと思う。ただ、とんがったところがないのがつまらないところで、これだけは他に負けないとかいうコンセプトがない。ただのいい機械ということで終わってしまうような気がする。

限定的な動き

ここ数週間のユーロドルは、固定相場化していて基本的に右にしか動いていないようだ。
今週前半くらいまでは、ドル円の方が動きが派手だったこともあり、今週はほとんどユーロドルはポジらずに終わってしまった。
ドル円は、一方的な動きからやや広いレンジで推移。一時期のような一方的なジワジワ上昇とか下降はなくなって、数日耐え忍べばクソポジも助かるケースが多かったと思う。

先週まではコツコツドカンで種を減らす方向だったが、ユーロドルをあきらめてドル円でちょい復活。pipsあたりの金額がドルストよりも円の方がいい環境であれば、動かないドルストを触る意義はあんまりないんだよね。いや致命傷も深くなるわけだけれども。

この先のレートの動きは、一時的に円高方向になると思う。日本の輸出企業のほとんどが3月末に年度末決算したので、あずみん砲はほとんど機能することはないだろう。欧州の経済状態が上向きになっておらず、中国の景気も以前ほどの勢いがないことで、メンタル的にリスク回避の動きが多くなるだろう。アメリカは相変わらずドル安歓迎ムードなので、相対的に円高になってくると想像。
ただ、日本企業の2011年度決算発表が出てからは日本円も不安定になると思っている。為替差損による影響で経常収支は悪化しているのは明らかで、景気悪化ムードが再び出てくるだろう。それにより、日本市場がリスク回避場所と認定されなくなる可能性がある。
日本がリスク回避と認識されている根拠は、絶対的な安定性ではなく、消去法的に選ばれているだけだろうと思っている。確かにいろんな障害を乗り越えるだけの知恵と行動がある会社が多いんだけどそれだけじゃどうにもならないことはたくさんあるんだよね。

2012年4月7日土曜日

サクラサク

OM-Dを買ってからいろいろ撮影してみたが、いまいち使いこなせていない。つくづく昔のマニュアルフィルムカメラは設定が少なかったなぁとか思う。

桜が満開になったので、撮影してみた。jpg撮影して無加工の状態。色の再現性とかオリンパスらしいクオリティーだと思う。





当然のように解像度は高いので、桜の花びらがぼやけないのが嬉しい。
で、RAW形式で撮影して現像してみた。オリンパスユーザーに開放されているOLYMPUS Viewerをとりあえず使っている。


あれやこれや設定でいじれるのだが、これはそんなにいじっていない。元画像からコントラストを強くして色温度の調整程度。要領がわかっていたらもっときれいに現像できたんだろうけど、まだまだ知識が足りないのが悔やまれるところだ。