いよいよ林檎本店からの直接購入が日本でもできるようになるという朗報。いや、消費者に負担のかかる方向に行かないとも限らないので、一概には朗報ではないかもしれない。
しかしながら、キャリアに縛られないPDAを所有できるというのは便利であると思ったりもしたので気の赴くままに書いてみる。
さて、内容として気になるお値段だが、これは世界共通の価格帯になるようだ。これまで、わざわざ香港あたりで仕入れてきた人には嬉しいことだろう。
しかしながら問題点として、対応周波数帯の多様化によりモデル数が増えていることが挙げられる。どこでもどのキャリアでも使える端末でなくなっているのは正直なところがっかりしている。
Apple - iPhone 5 - View countries with supported LTE networks.
対応周波数帯別モデル一覧だが、モデル数から対応アンテナが5種類あるのがわかる。
これはLTEだけでなく、2G、3G通信も含めた分類になっているものと推測される。そうすると、場合によってはLTEが使えないとか2G、3Gが使えないとか、いろいろ制限がかかってくる。
一覧表を見て驚いたのが、日本仕様が一つになっていること。
2G、3Gでは、docomoとSBM仕様のW-CDMA、au仕様のCDMA2000に分かれており、auから発売されていたiPhoneの仕様はアメリカVirginと同じ周波数帯対応だった。少なくとも4Sはそうだった。au iPhone4SはGSMも掴んでくれたのでとても便利だったのだが、今回は対応周波数帯の見直しがされているようである。
appleが対応周波数帯の見直しをしてきたのは、恐らく発注ロット数が平準化することを目的としているんだろうけど…。こうなるとどうしたらいいものか、買い手側で考えなければならなくなる。
日本で使うだけであれば、キャリアの割引サービスのついたものを購入するのが一番便利だろう。ただし、海外での利用も考えているのであれば、渡航先キャリアの周波数帯も調べておかなければならなくなる。一部のマニアにはそれが楽しみの一つになるのだろうが、一般的には非常に面倒くさい作業になろう。てゆか、わからない人の方が多いはず。
ざっくりと対応表を見たところ、日本向けiPhone5sは、3G以前の通信方式として、GSM非対応、W-CDMA、CDMA2000、HSDPA対応だけど周波数帯は少な目といったところだろう。LTE対応チャンネル数が多いので、3G通信は対応していないがLTE通信だけ対応しているキャリアも多い。
appleの対応表だと、LTEだけ対応している国は省略されていると読み取れる。
しかしながらLTEは4Gへのつなぎの技術であることから、キャリアによっては過去設置したアンテナ基地局を生かすための独自仕様があちこち見られる。チャンネルは対応しているはずだけどやっぱりダメだったとかいうこともあるかもしれない。
さて、周波数対応ばかりでは面白くない。SIM Free端末が購入できるようになったメリットを考えてみよう。
一番は、必要なときだけ他に所有している携帯端末のSIMを入れたり、日本通信をはじめとするMVNOのSIMを使うということが考えられる。日常的に無線ルータを使っているような人であればキャリアへの支払いが発生しない使い方もできる。まぁ、複数台持ちのガジェ獣にしかメリットはなさそうだ。
あとは、頻繁に海外に出る場合、渡航先でも使用できるのであれば便利だろう。
その他にあるとすれば、キャリアが危機感を持って、サービス向上につながってくれればありがたいのだが…これはあまり期待できないだろうなぁ。
2013年11月22日金曜日
2013年11月9日土曜日
iPad miniにiOS7を入れてみた
iOS7が7.0.3まで更新されたので、そろそろ最適化作業もできたかなぁ?という期待と、iOS7にしろという表示が出てくるのがうざいのと、アプリケーションのほとんどがiOS7対応してきたというのもあり、iPad miniをiOS7に更新してみた。
心配なのはCPUがiPhone4Sと同じA5であること。iPhone4SにiOS7を入れたときは動きがもっさりした印象が強く、同じようなもっさり感では快適性がない。それならiOS6のままの方がよかろう、ということで一ヶ月様子見してきた。
人柱の皆さんの報告をあれこれ観察していたが、動作に問題はなさそうだということで更新を決心。
で、iOS7にした観想を羅列。
メリットとして、iPhoneでも同じなのが、
・コントロールセンターによる設定変更の利便性向上
・アプリケーションのkillがandroid並みに便利になった
この2つは、androidとiOSの操作性を比較した場合にandroidに軍配が上がるものだった。まだ同等にはならないが、この前進は大きい。できることならば、コントロールセンターの項目をカスタマイズできるようになればありがたいのだが、それは期待できないだろう。
iPad、iPadminiで大きい改善点が一つ
・iPad非対応アプリケーションの解像度が最適化される
iOS6までは、非対応アプリケーションは小さなサイズでの表示。申し訳程度に右下に「X2」ボタンがあり、解像度はそのままで拡大表示されるというなんともお粗末なものだった。それがiOS7からは、解像度も最適化されて全画面表示される。これは朗報。開発者にもありがたい仕様変更だろう。
不安だったハードウエアが貧弱なことに対するOSの重さだったが、今のところは快適に動いている。同じA5CPUを搭載しているiPhone4SをiOS7にしたときのような絶望感は今のところ感じないのは、恐らくは7.0.0よりも大幅に最適化作業がなされたのだろう。動作に不満があったらiPad mini Retinaにするかどうか悩んでいたが、今のところその必要はなさそうだ。あと1年は戦える。
心配なのはCPUがiPhone4Sと同じA5であること。iPhone4SにiOS7を入れたときは動きがもっさりした印象が強く、同じようなもっさり感では快適性がない。それならiOS6のままの方がよかろう、ということで一ヶ月様子見してきた。
人柱の皆さんの報告をあれこれ観察していたが、動作に問題はなさそうだということで更新を決心。
で、iOS7にした観想を羅列。
メリットとして、iPhoneでも同じなのが、
・コントロールセンターによる設定変更の利便性向上
・アプリケーションのkillがandroid並みに便利になった
この2つは、androidとiOSの操作性を比較した場合にandroidに軍配が上がるものだった。まだ同等にはならないが、この前進は大きい。できることならば、コントロールセンターの項目をカスタマイズできるようになればありがたいのだが、それは期待できないだろう。
iPad、iPadminiで大きい改善点が一つ
・iPad非対応アプリケーションの解像度が最適化される
iOS6までは、非対応アプリケーションは小さなサイズでの表示。申し訳程度に右下に「X2」ボタンがあり、解像度はそのままで拡大表示されるというなんともお粗末なものだった。それがiOS7からは、解像度も最適化されて全画面表示される。これは朗報。開発者にもありがたい仕様変更だろう。
不安だったハードウエアが貧弱なことに対するOSの重さだったが、今のところは快適に動いている。同じA5CPUを搭載しているiPhone4SをiOS7にしたときのような絶望感は今のところ感じないのは、恐らくは7.0.0よりも大幅に最適化作業がなされたのだろう。動作に不満があったらiPad mini Retinaにするかどうか悩んでいたが、今のところその必要はなさそうだ。あと1年は戦える。
2013年11月1日金曜日
山本太郎の手紙
昨日2013/10/31の園遊会に招待された山本太郎が天皇に直訴状を手渡すというハプニングが起きた。それをネタにいろいろ話題が出ているが、個人的感想をメモ。
是非を語るつもりはないが、非常識だと思う訳で、そのあたりについて書き出してみる。
私のスタンスとして、参院選での見解の通り、山本太郎に対してはいい感情を持っていない。
また天皇に対しては象徴天皇としての外交に期待はしているが、特段の興味は持っていない。
ただ、通常は国王レベルの警護のありかたとして、直接物を申すような場所というのはありえないというのが世界的に一般常識だと考える。
まずは太郎のスタンスがよくわからない。
第一に国会議員として活動をすべきであって、国の運営を論じる国会にて主張をするのが普通の感性じゃないかと考える。国会で主張する権利があるのにそれをしないで…謎である。
第二に天皇をどう位置づけているのかがわからない。
所謂左派の支援を受けていたはずであり、旧帝国主義を否定する立場のはずなのだが、そこまで天皇に権力や影響力があると考えていたのだろうか。それとも天皇を軽んじているからこそ手紙を片手で渡すという行為にたどり着いたのだろうか。これまた不可思議。
次に無知の罪。
やってはいけないことを知らなかったから無罪というのは許されない。本人が無知であることからの行為が許されるのは、未成年もしくは成年後見人をたてられた人のみであろう。国会議員になった以上は、それなりの知識が必要であろうし、また知識を身につけることができないのであれば適切な判断をすることができないだろうことから、議員たる資格はないと考える。無知は罪だ。
他にも、天皇の方が太郎よりも被災地のことを考えているし知っているだろうとかいろいろあるけれども、やっぱり議員にしちゃいけない人材だったなぁとか思った次第。
今回の件で、今後の園遊会への影響は少なからずあるだろう。招待する対象も前例踏襲はなくなるだろうし、身体検査も厳重になるだろう。SPの警護位置も従来より厳重になることが想定される。
気になる点として、招待対象者の選出者と、入場時の身体検査担当者、そしてその責任者になんらかの処罰が下るかもしれないということ。
そうならないことを願うばかりであるが、顛末書の作成は当然に指示されるだろうと想像できる。担当業務とはいえ、無知な招待客の行為に対する顛末書を書かされるということに大きく同情する。間違いなく彼らは、山本太郎による被害者であると云えるだろう。
是非を語るつもりはないが、非常識だと思う訳で、そのあたりについて書き出してみる。
私のスタンスとして、参院選での見解の通り、山本太郎に対してはいい感情を持っていない。
また天皇に対しては象徴天皇としての外交に期待はしているが、特段の興味は持っていない。
ただ、通常は国王レベルの警護のありかたとして、直接物を申すような場所というのはありえないというのが世界的に一般常識だと考える。
まずは太郎のスタンスがよくわからない。
第一に国会議員として活動をすべきであって、国の運営を論じる国会にて主張をするのが普通の感性じゃないかと考える。国会で主張する権利があるのにそれをしないで…謎である。
第二に天皇をどう位置づけているのかがわからない。
所謂左派の支援を受けていたはずであり、旧帝国主義を否定する立場のはずなのだが、そこまで天皇に権力や影響力があると考えていたのだろうか。それとも天皇を軽んじているからこそ手紙を片手で渡すという行為にたどり着いたのだろうか。これまた不可思議。
次に無知の罪。
やってはいけないことを知らなかったから無罪というのは許されない。本人が無知であることからの行為が許されるのは、未成年もしくは成年後見人をたてられた人のみであろう。国会議員になった以上は、それなりの知識が必要であろうし、また知識を身につけることができないのであれば適切な判断をすることができないだろうことから、議員たる資格はないと考える。無知は罪だ。
他にも、天皇の方が太郎よりも被災地のことを考えているし知っているだろうとかいろいろあるけれども、やっぱり議員にしちゃいけない人材だったなぁとか思った次第。
今回の件で、今後の園遊会への影響は少なからずあるだろう。招待する対象も前例踏襲はなくなるだろうし、身体検査も厳重になるだろう。SPの警護位置も従来より厳重になることが想定される。
気になる点として、招待対象者の選出者と、入場時の身体検査担当者、そしてその責任者になんらかの処罰が下るかもしれないということ。
そうならないことを願うばかりであるが、顛末書の作成は当然に指示されるだろうと想像できる。担当業務とはいえ、無知な招待客の行為に対する顛末書を書かされるということに大きく同情する。間違いなく彼らは、山本太郎による被害者であると云えるだろう。
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