昨日2013/10/31の園遊会に招待された山本太郎が天皇に直訴状を手渡すというハプニングが起きた。それをネタにいろいろ話題が出ているが、個人的感想をメモ。
是非を語るつもりはないが、非常識だと思う訳で、そのあたりについて書き出してみる。
私のスタンスとして、参院選での見解の通り、山本太郎に対してはいい感情を持っていない。
また天皇に対しては象徴天皇としての外交に期待はしているが、特段の興味は持っていない。
ただ、通常は国王レベルの警護のありかたとして、直接物を申すような場所というのはありえないというのが世界的に一般常識だと考える。
まずは太郎のスタンスがよくわからない。
第一に国会議員として活動をすべきであって、国の運営を論じる国会にて主張をするのが普通の感性じゃないかと考える。国会で主張する権利があるのにそれをしないで…謎である。
第二に天皇をどう位置づけているのかがわからない。
所謂左派の支援を受けていたはずであり、旧帝国主義を否定する立場のはずなのだが、そこまで天皇に権力や影響力があると考えていたのだろうか。それとも天皇を軽んじているからこそ手紙を片手で渡すという行為にたどり着いたのだろうか。これまた不可思議。
次に無知の罪。
やってはいけないことを知らなかったから無罪というのは許されない。本人が無知であることからの行為が許されるのは、未成年もしくは成年後見人をたてられた人のみであろう。国会議員になった以上は、それなりの知識が必要であろうし、また知識を身につけることができないのであれば適切な判断をすることができないだろうことから、議員たる資格はないと考える。無知は罪だ。
他にも、天皇の方が太郎よりも被災地のことを考えているし知っているだろうとかいろいろあるけれども、やっぱり議員にしちゃいけない人材だったなぁとか思った次第。
今回の件で、今後の園遊会への影響は少なからずあるだろう。招待する対象も前例踏襲はなくなるだろうし、身体検査も厳重になるだろう。SPの警護位置も従来より厳重になることが想定される。
気になる点として、招待対象者の選出者と、入場時の身体検査担当者、そしてその責任者になんらかの処罰が下るかもしれないということ。
そうならないことを願うばかりであるが、顛末書の作成は当然に指示されるだろうと想像できる。担当業務とはいえ、無知な招待客の行為に対する顛末書を書かされるということに大きく同情する。間違いなく彼らは、山本太郎による被害者であると云えるだろう。
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