2014年11月16日日曜日

LAWSONポータル化に関する私見

昨日、あちこちのingressコミュニティーで話題騒然となったのが、LAWSONのポータル化。いろんな意見もあるだろうが、個人的な見解を羅列してみる。

もともと、ingressはgoogleが試験的に始めたサービスで、運営はNiantic Labsがやっているということになっている。サービス正式スタート時点では、1年で撤退とかいうアナウンスもあった。それが2周年を迎えたのが先日。
googleとすれば、人の動きを容易に把握することが可能であり、恐らくは一般市民を顧客とする企業としては欲しくてたまらない情報だと推測する。地元に根付いた商売をしている人にとっては興味のないことだろうが、全地球上全ての人を顧客ターゲットとした店舗展開をしている企業には喉から手が出るほど欲しい情報だろう。
今まで、ingressが無料で遊べることに対して、懐疑的な態度で接してきた人も少なくない。現金に換算できないサービスは基本的に在り得ないのは当然である。そこに突然のLAWSONポータルの登場。日本国内だけではなく、国外の店舗もポータル化されている。

個人的にはこの動きは歓迎している。ユーザーに対して無料サービスを提供しつつ、その運営費用としての収入が見込めるのであれば、ユーザーは無料で遊べてwin、Nianticもサーバ維持費を捻出できてwin、広告主も客足を見込めてwin、と、全員winな関係になる。ありがちな、スマートフォンアプリケーションに広告を入れるような無粋なこともない。ポータルが増えたこと自体は、ユーザーにとって面白いことであるし、広告主であるLAWSONも客寄せ効果を期待できるであろう。
何しろ、ゲームの中で店舗の存在を提示できるのである。店舗近くでプレイしている顧客にその存在を知らしめることができるというのは、不特定多数を対象にした広告よりも効率的だ。プレイヤーとしても、近くに複数のコンビニがあったとしても、ポータルとなっている場所に足を運ぶのは自然な流れとなる。

さて、LAWSONのロゴは青である。恐らくは、緑をロゴとするコンビニが近日中に参入することは想像に容易い。あのコラボイベンとの好きな緑系コンビニのどちらが先に追従するのか、その後にどんな協賛イベントが行われるのか、色々と楽しみで仕方がない。

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