2012年2月25日土曜日

読み違えたなぁ

今週は週の頭からユーロドルS目線でいたので、週末まで損切り大会。結果、△300kでユーロドルノーポジで終了。
週の途中でドル円が80円を切ったところで慌ててLを入れていたので全敗は免れたものの、どうも読みが甘かったようだ。

トレンドとしてはまだユーロは上昇なのかなぁ。単にドルが強くなるだけだと思っていたのだが。
ユーロが対ドルで強くなる理由がいまいち納得できなかったりするのだが、リスク選好ということなのだろうか。
それでも去年10月の無理上げに比べたら力強さも勢いも感じないわけで、そのあたりがS目線を変えられない原因なんだろうな。
ドル円は、まだ基本的に円安方向だろう。円が上がる要素はないし、ドルが下がる要素もない。と思う。多分。クロス円は基本的に手を出さないので考えないというかそこまで考える余裕はない。

ま、この週末で頭を冷やそう。

2012年2月23日木曜日

ユーロに勢いないな

今日のユーロドルは、ドイツの指標が良かったにも拘らずさほど上がらず。1.33をロンドンと共に突き破ったのに1.335に届かずに飛び込み台をつくりつつあるような印象のチャートを描いている。
19:30にちょこっと飛んだものの、後が続かずにじわじわ下がっている。ECBに資金が潤沢だった10月はカチ上げしていただろうなぁとか思いながら、クソポジSの含み損が少なくなるのを見ている次第。
今日の動きは、ユーロにしては大人しいと思うが、それでも往復ビンタを食らった人も少なくないだろうな。

と書いているうちに1.33を割り込んだ。さようなら1.33、おかえり1.32。
さて、含み損が減るのをニマニマ眺めることにするか。

2012年2月21日火曜日

無秩序なデフォルトは回避?

ギリシャ:第2次救済を獲得、「デフォルトより支援」が欧州の選択 - Bloomberg

本当に返す気があるのかどうかもかなり怪しいもんだと思っていますが、なんとか二次支援が決まったようで。

民間代表債権者のIIFが額面53.5%offに応じたとか。うーん、去年の国債で利回り50%とかやってたけど当然のように額面割れですな。半分以下とかいくらなんでもねぇ。
まぁ、デフォルトリスクを承知で買っていたんでしょうから、買った方も買った方で、一方的にギリシアずるいとかいうことにもならないんでしょう。むしろ53.5%減っただけであることに安堵ということでしょうか。
でもまだギリシアの議会が提示条件を了解するかとか、ユーロ圏の国々の議会を通るかという問題もあるわけで、どこでひっくり返るかもわからないんだよね。いっそのことデフォルトしちまえとかいうギリシア世論が勝ったらどうなるかとか考えるだけで丼飯何杯も食べられそうです。

ただ、今回の支援も含めて現実的じゃない数字があちこちにちりばめられているようで、このままじゃユーロ崩壊するんじゃないかとか考えている人も多いみたいですね。
まぁ、為替が動くということはFXをやる側にとってはありがたいことなんですけど。

2012年2月19日日曜日

温家砲くるか?

中国人民銀行:預金準備率50bp引き下げー24日から (1) - Bloomberg

中国が預金準備率引き下げというニュース。
中国国内の金を国内への融資に回せってことが主旨なんだろうけど、全部がそうなることはないだろう。
主には中華圏の人的つながりが強いOZに流れるような気もするが、中国が様々な分野で欧州進出を目指す方針は変わらないはずなので、ユーロ圏への出資も少なくないと想像する。
まぁつまりはユーロが上がる可能性の一つができたなと思うところ。非常に限定的だとは思うし大局に影響のあるようなトレンド変換にはならないだろうけれども、24日の中華圏開場は注視していきたいとか思う次第。
ユーロドルが荒れる要素がどんどん出てきているので、フラットな立ち位置を維持しないとまずそうだねぇ。

2012年2月18日土曜日

ユーロの不安定さに悩む

ユーロドルの動きは、先週末の読みは外れて、上窓開いてから下いってちょい上がってという展開。
一週間終わってみたら、週明けと週末の差はほとんどなく、上下幅も300pipsもないつまらない動きだった。
先週は円が面白かったのだろう。インフレ1%を目指すような発言からの円安。ドル買いというよりも円が売られたということは、投資の回収がインフレ率を超えることはないだろうという判断がされたということだろうか。この一週間で2円も円安が進んだというのはなんとも複雑。ドル円は一旦動き出すとしばらく戻らないので、ドル円Sしていた人は大変だろうな。

で、成果としては週前半にユーロドル全力Sと利確のタイミングがうまくいったおかげで+300k。500kで始めた種が1mil到達。昨年9月から半年で、やっとこさ倍になりました。

来週のユーロドルもギリシア案件がノビノビになりそうで、そうするとあんまり動かないような気がしている。
基本的にはドルが強くなると思うので下なんだろうけど、水銀砲とか温家砲とかメルケル爆弾とかいろいろな変動要素がてんこもりなので、幅は小さいだろうが激しい動きになるんじゃないかなぁ。大きく変動するのは、ギリシアの方向性がもう少し確定してからじゃないかと想像。ただあまり長引くと、いつの間にかギリシアデフォルトもデフォルト回避も織り込み済みになってしまって、活動停止しそう。
来週はドル円Lとかの方がいいのかな。そろそろ日本企業の決算期が近づいてきているので、貿易赤字が解消できるレートを維持するような動きになるだろう。多少の上下はあるだろうが、3月下旬までは79円台キープするんじゃないかと想像。数字の根拠は、あずみんのナットクイクラインくらいなんだけどね。

2012年2月12日日曜日

ギリシア関連の影響を考える

いよいよギリシアもデフォルト回避のための支援を受けるために、UEから指示された条件を満たそうという方向になっているようだ。
先週のユーロはちょっと上がったり下がったりとしながら大きく動く様子もなかったわけだが、ギリシアの動向を見極めるための様子見が多かったのだろうか。ここ数週間はじわじわ上がったり下がったりでドッカンと動く姿が見られないのは寂しいところだ。

先週の成果としては、週前半は波に乗れず含み損を抱えたが、週中の上昇と週末の下降にうまく乗れたので+150kほどとなり、昨年12月の原資レベルにやっと戻れた。レンジの動きのときにはスケベ心を出すといかんなぁという反省。

来週はどうなるかだけどそろそろ下降が始まるような気がする。大きく下がることはないとは思うんだけど、ちょい下がりからちょい上昇と予想している。
ギリシア議会の動きもあるだろうが、そろそろ織り込んだ数値になっていることだろう。それよりもイタリア銀行の格下げに見られるように、経済動向としては低い評価になってきている影響があるのではなかろうか。
ギリシアがデフォルトを回避したとしても、EU圏の経済状況はよくなるわけではない。不良債権の金額が変わるだけで、将来的にそれが改善される約束がなされる状況になったとは思えない。というのが根拠。実質的には、ドイツ、フランスの負担がこれから更に増えるということが約束されたということだと思うんだけどなぁ。